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引き寄せの法則~出会い編

今から20年以上前の事。

私は最初の結婚に失敗し二人の幼子を抱えて16歳の時に生き別れた母の元に身を寄せていました。
この母が今でいう所謂「毒母」というやつで、その難ありな性格のため父とは私が16歳の時に離婚していました。

当時の私は派遣の仕事をしつつ何とか家事、子育てをこなしていましたが、ある日突然派遣先から契約解除を突き付けられてしまいました。

その後、他の派遣先に何社か努めるも、いつ契約が切られるのかという恐怖心と、子育てと母からの攻撃によりついにストレス性喘息を発症してしまいます。
仕事中も咳が止まらない事から職場での人間関係も悪化していき…
結局この派遣先からも契約が解除されてしまいました。

どんなに明るい性格でも貧乏と病気が重なると人は不幸を感じざるを得なくなるもので…ましてや明るく振舞う事しか人生を乗り切るすべを知らない私は不安のドン底に落ちてしまいました。

このままじゃ子供たちを養えない…

なんでこんな事になったんだろう。
全部自分のせいだ…
この子達だって私の元に生まれてさえ来なければもっと幸せになれるのに…

今から考えると私は最高級の呪いを自分自身にかけていましたね。

そんな時に出会ったのが

浅見帆帆子さんの「あなたは絶対!運がいい」

という一冊の本でした。

自分の身に起こっている事はすべて自分が引き寄せている

この考え方に当時の私は物凄い衝撃をうけました。

それからというもの、私は引き寄せの法則はもちろん色んな自己啓発系の本を買っては読みあさりました。
そこで得た知識を元に毎日ありがとうという言霊を使い、物事はなるべくポジティブにとらえる様にする。
当時実践していたのはその2つぐらいだったと思います。
そしてその結果たどり着いたのが…

私は今のままありのままの自分で存在してもいいんだ!!

小さな小さな初めの一歩の様な自己肯定感が自分の中に確実に生れたのを感じました。

それからしばらくしたある夜の事。
いつものように母からの攻撃を受けていた私はこんな事を口にしたのです。

なぜあなたはいつもそんな風に私を責めるの?
私だって本当はあなたを許したいと思っているのに。。。

本心でした。
あの時の私はいつの間にか理不尽に私を攻撃してくる母を心から許したいと思う様になっていたのです。

それからまたしばらくたったある日の事。
ついに奇跡がおきました。

なんと母が私に正社員の働き口を持ってきたのです。

母の知り合いが小さな会社の役員をしており、うちでパートで働かないか?と言われ、母もその時なぜか私より娘が困ってるから娘を働かせてくれないかと頼んだというのです。

娘が働くならパートよりも正社員の方が良いだろうという話になり、めでたく縁故入社が決まったのでした。

これが一番最初に引き寄せたなと自覚した出来事だったと思います。

後日談

ここで私たち親子が本当の家族愛に気づき、親子仲良く・・・と行けばめでたしめでたしなんだけど、そうは簡単にいかないのが人生の歯がゆい所ですよねぇ・・・涙

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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