見出し画像

行政書士って知ってます?【葉月16日:開発行為許可されました】

行政書士って知ってます?
遺言の作成や相続の手続きのサポートを中心に業務を行っています。

さて、開発行為の許可の話。

開発行為の許可がやっとおりました。
こちらに話があったのは、1年前。

買主が見つかり、工務店と話を始めて、6か月。

開発の許可がいかに時間がかかるか、ということです。

工務店は家を建てるプロなんですけど、開発許可の厳しい基準については知らないこともあり、何度もやり取りをしなければなりませんでした。

まずは、家の図面が出来上がらないといけないんですけど、それに造成や外構も考えなければいけなくて。工務店にしてみれば、外構なんて後回しと思っているところもあるようで。「それでは許可はおりません。いや、申請もできません。」という話をしていきます。

造成や外構についても、排水や境界線のことを考えなくてはなりません。土地の勾配や高さによっては、水が溜まってしまいますよと。自分の土地から排水したとしても、排水先から同意書が必要だったりします。排水先が「そっちから流さないで。」と言われると、また図面のやり直しです。

買主と工務店、不動産屋、申請地の近隣、そして市役所と、何度もやりとりをする必要があるわけです。
家の図面ができてもやり直しになることもあるため、そのこともわかってもらっておく必要があります。

また、県や市によって基準が微妙に甘かったり厳しかったりするので、そこも要注意です。

まあ、とりあえず、許可されたので、一安心。
あとは、きちんと基準に沿って建てていただきたい。
検査もあるわけですから。

(今回のポイント)
・開発許可は時間がかかる。
・やり直しもあるので、理解してもらう必要がある。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
読んで新たな学びがあったと思われた方は、有料記事にしていただけると、投稿意欲が湧きます。スキやコメントも、お待ちしています。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?