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行政書士って知ってます?【師走18日:預金の相続手続き ○○銀行の支店にて】

行政書士って知ってます?
遺言書の作成や相続の手続を中心に業務を行っています。

今日は、○○銀行の相続手続きに行ってきました。
相続人の方は、すぐに手続きができると思っているようなんですが、なかなか面倒くさいんですよ。

進め方も、銀行によって違っているところもありまして。たくさんの銀行を使っていると、なかなか大変だったりします。

まず、基本的な進め方ですが、
1 被相続人が亡くなったことを知らせます。(すぐに凍結されます)
2 書類をもらいます。
3 必要書類を集めます。(生まれてから死ぬまでの戸籍や相続人関係図なんかを記入したりします。遺言書があれば、遺言書。遺言書がなければ、遺産分割協議書を作成する必要があります。)
4 必要書類を提出します。

やはり、3が面倒です。
複数の銀行で預金を調べたり、土地をもってないか、借金がないかなどを確かめる必要があります。相続人で分割について話し合わなければなりません。時間がかかります。

さて、今日は、その前段階「2」の手続に、○○銀行の支店に行ってきました。書類もすぐにはくれなくて、委任状と印鑑証明を提出したら郵送されるそうです。
口座は別支店にあるんですが、担当者のAさんから書類の提出はどの支店でもできると言われたのです。
「行く前に電話で連絡してから行ってくださいね」とAさん。

行く前に電話しました。
「別支店のAさんから相続の手続は、この支店でもできると言われたので、委任状と印鑑証明をもっていきますね」
「・・・・わかりました」

持っていきました。担当のBさんが出てきました。
「委任状と印鑑証明書です。これで大丈夫ですよね」
「・・・・くわしく聞いていないのでよくわかりませんが、お預かりいたします。」
「・・・・・」

えーーーーー、打合せってしてないの?
まさか「来ますから預かってくださいね」「わかりました」
そんなやりとりで、大事な手続きをしてるの?
どの書類が必要なのかもよく聞いていない様子だったので、とても不安になりました。
もしかしたら、仲良くないのかな。不安です。

(今回のポイント)
銀行の相続手続きは、口座がない支店でできることもあります。
できないこともあります(2行くらいは断られました)。
確かめてみてください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。スキやコメントをいただけると、励みになります。感想や質問等もお待ちしています。

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