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purleymay
金持ちジュリエット【短編】
ジュリエットは、大富豪の娘。
傲慢に育った彼女には、だれも正しい意見を伝えることができなくなっていた。
そんな彼女の日記には、お年頃の悩みがつづられていたのである・・・。
『わたし、鯉をしたわ。とうとう素敵な肩と出逢ったの。あれは、うちにGoToが入ってきた日のこと。そのGoToは岡根を撮って逃げた後だったわ。
そのときに対応して下さった刑殺官の肩に人目彫れしてしまったの。征服が似合う素敵なお肩。
もうあの肩のことを思い出すだけで棟がきゅんと鳴るの。寝ても冷めてもあの肩のことばかり。
もうわたしは辺になってしまったのかしら。また、あの肩が打ちに来ないかしら。』
切々とつづられる悩み。誰が彼女を巣くってくれるのだろうか。