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行政書士って知ってます?【師走27日:法務局のv字】

行政書士って知ってます?
遺言書作成や相続手続きを業務として進めています。

今回も、法定相続情報証明制度のお話です。

法定相続情報証明制度というのは、紙一枚がたくさんの戸籍の代わりになるという制度です。
預貯金や土地などの相続手続きの場合は、銀行や法務局で戸籍を持ってくるように言われます。
「生まれてから亡くなるまでの戸籍をもってきてくださいね」

戸籍を1枚持って行ってはいけません。戸籍は、いろいろとあるのです。
生まれたときの戸籍、結婚したときの戸籍、転籍したときの戸籍、誰もいなくなった戸籍(除籍)、法律が変わって書き方を変えた戸籍(改正原戸籍)など。昔は戸主がおじいちゃんで孫もその戸籍に入っていましたから、1つの戸籍にたくさんの人の名前があることもあります。
集めるだけで大変です。そして、それらを読み解くだけで大変です。そして、分厚くなります。いちいち銀行で確認してもらわないといけません。時間がかかりそうです。

それを紙一枚で証明するものが、法定相続情報証明制度です。しかも、必要数交付してくれます。

今回は申請に不備と確認があったので、恐る恐る法務局に行ってきました。
ところが、今日の法務局の方はとても親切で、足りなかった分のコピーまでしてくれました。申し訳ないです。

ある人から聞いた法務局の担当は、受け取って終わりで。そのあとの手続きに使いたかった書類も返してくれず、「元本還付請求をしてないから返せない」の一点張り。ただどうしても必要だったので、食い下がるとようやく返してもらえたとか。そうなら、初めに尋ねてほしい。みんな、そんな決まりなんか知らないし。
そういう不親切な人もいます。
「原本は必要ですか?○○したらいいですよ」の一言くらいほしいです。
そんな話を聞いていたので、私の法務局のイメージはやや悪でした。

しかし、今日は、とてもよい方でした。法務局も人が集まるところだから、いろいろなんだなと、思い直したところでした。

(今回のポイント)
法務局には、いろいろな人がいる。(それはどこも同じ)
わからないことは、前もって聞いておこう。(よくよく調べてみよう)
原本を返してくれる場合と返してくれない場合がある。(コピーしていくといい)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。スキやコメントをいただけると、また法務局に行きたくなります。

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