2024.10.26 神と海の祭・美保神社奉納ライブ
*私はフジファブリックと山内総一郎さんに夢中なのでそれに重きを置いた記録になっています。
ライブ前
大阪から車で渋滞・休憩を考慮して5時間ほどの移動を予定して当日朝出発しました。
お昼過ぎに到着したら美保神社の参拝を済ませ、周辺散策や海沿いでのんびり過ごそうと計画していましたが、地場の食を堪能するどころか何もできずに終わったのです。
なぜか?
地域活性などの目的もある『神と海の祭』なのに何もお役に立てなくて大変申し訳ありません。
13:30 ほぼ予定時刻に臨時駐車場に到着しシャトルバスに乗車。駐車場は十分空きがありました。5分ほど揺られたのちバスは「美保館」そばの停留所に到着。
まずは既に始まっているチケットの引き換えを行うべく受付に向かいます。事前メールに添付の画像を見せるシステムを案内されていたが現地に行くとリストが作成されていて名前を告げるだけで手続き完了。例年なのかはわかりませんが荷物の預かり(無料)もされていました。必要なら車に置きに戻ることも考えていたので大変助かりました。
では、美保神社の参拝のため境内に向かいましょう。
参道を進むと何やら楽器の音やマイクを通した声が聴こえ......境内に上がると、竹原ピストルさんがリハーサルを行なってる最中でした!これは見なければとしばし通りの邪魔にならないところから拝見しておりました。
ほえ〜オープンな境内がステージだからリハーサルも当然その場ですし、見咎められることもなく。その最中もステージの奥にある本殿で参拝は行われていて、なんと贅沢な空間ですこと。
私は竹原さんのリハーサルが終わるのを待って参拝、御朱印を頂戴しましたがその間に次の岸田繁さん(くるり)のリハーサル準備が整いしばらく待って拝見することができました。
14:30 その最後を見計らって現れたのが山内総一郎さん(フジファブリック)。どうやら岸田さんのステージにゲストとして総さんとコラボレーションする模様。
なのですが、しばらくエフェクター?ライン?の調整でしょうか。しゃがんでスタッフの方々と頭を突き合わせている。何か調子良くないのかな〜?心配ですね。
14:50 環境が整ったのか岸田さん&総さんのリハーサルで「奇跡」を演奏。アウトロの総さんのスライドギターが切なく響きます。が、すぐに終了。
神社の儀式の時間があるようで、ミュージシャン・スタッフ全員がステージを後にし一角で待機されていました。
16:00 総さんのリハーサルが始まる。
それを待っていた人々が集まりだすものの「チケットを持ってる方はご案内の列にどうぞ〜」とアナウンスされる。前方観覧を希望する人は早々に境内外の並びに向かいましたが、私含めもう少しリハを見たい方がちらほら残っていました。観覧席の広さから後方での観覧でもいいやと思っていたのでギリギリまでリハを見ていましたがタイムアウト。
16:30 境内からの完全退出の時間になったので、列最後尾に向かう。最終的には列の半ばよりすこし後ろに並んだように思われる。
が、結果的に境内に上がってみると後方観覧とはならずスタンディングなので明確に何列目とは言えないが私の前には8列ほどあるくらいで、しかも人の動きに自然に流されドセンターをキープしたのでした。
列に並んでる最中、リハを終え衣装着替えで宿に戻る総さんが私の1.5m先を歩いて行きました!!!
その出来事自体が驚きと感動ではあったのですが、周りの方々の行儀の良さに感激しました。誰一人大声を出したり駆け寄ったりしなくて優しく見守っているのです。さすがの皆様!
というわけで、散策もお買い物も海を眺めてぼんやりなんて到底できる時間は持てず。
地域活性に役立たずすみません。
神と海の祭・美保神社奉納ライブ
18:00 定刻になり、「美保館」から青石畳通りを通って参道を上がってくるメンバーたち(境内にいる私には見えません)。そして観覧席のセンターに設けられた通路を通ってステージに向かいます。全員ステージに上がったらそのまま奥の本殿に向かい奉納の歌を捧げるのは竹原ピストルさん。マイクを通さなくてもその声が厳かに響きます。
ステージのトップバッターは山内総一郎さん。
彼の瞬きや目の輝き、大きく開けた口には歯の輝き(笑)が見えるほどの位置はもう今後得られそうにありません。
感激で瞬きもしたくない!一瞬たりとも見逃したくない!のに1曲目の『ブルー』で涙腺崩壊。視界が揺れて見えないよ.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.
神様のお膝元......?場所!で演奏できることを喜んだ総さん。その瞬間に立ち会えたことが私もとても嬉しいです。
『Water Lily Flower』では冷たくなった風が人々を撫で、「皆さん寒くないですか?」と気遣ってくれる総さんの言葉に「そちらこそ一段高い吹き曝しで指が動かなくなってませんか?」と心配になったり、温かい飲み物が入っているであろうマグをこぼさないようにずっとクルクル回し続ける天然総さんにみんなが笑顔になったり、しばし寒さや足の痛みも忘れて温かい空気に包まれた素敵ないっときでした。
『月見草』の最中、空を見上げると薄雲は晴れ、とても綺麗な星空が広がっていました。それを総さんも見たんだなぁ。
続いて竹原ピストルさん。
ライブも音源もしっかり聴いたことはなく部分的にしか......だったのですが、腹の底から響く力強い歌声に体は自然に動くし、逆にMCの柔らかい口調とのギャップにやはり朗らかな時間が流れ。
岸田さんに至っては、新曲(さっきマネージャーに聴かせただけ)を歌ってくださったり。「今日の反応をみて今後この曲をどうするか考えます」と言われてなんとなくプレッシャー(笑)
その後、総さんを呼び込んでのコラボレーションは『Remember me』
『奇跡』じゃない?リハで聴いたのは聞き間違いかと思っていたらやはりリハでは『奇跡』を演奏されてました。いつかどこかでフルで聴けたらうれしいな。
オーラスのアンコールでは竹原ピストルさんのスマッシュヒット曲(本人談!)『よー、そこの若いの』をサビではオーディエンスも一緒に大合唱!
歌うなって言われたのにねー(笑)みんな良くわかってるよねー(笑)
最後は今回の祭を取り仕切られた主催者さんとあらきさんで一本締!
20:30 無事終了となりました。
こんな素敵なライブに参加できたのもやはりお声掛けされてメンバーを集めてくださったあらきゆうこさんの人脈とご尽力のおかげですよね。
総さんの言葉じゃないですが、神様が見守られる元でメンバーの渾身の演奏に立ち会えたことは忘れ難い幸せです。
あらきさんご本人はそれぞれ1曲づつ(岸田さんは2曲)パワフルなドラミングを聴かせてくださったんだけど、通してカウントすると多くはないなと思うので、もう少し聴きたかったなと感じたのは贅沢ですかね?
リハーサルを見て本番を見て。私たち2ステージ見たのかしら?ってボリュームでその場に立ち会えた私たちは本当にLuckyでした。
ということで!
私の拙い感想がメインですが、今後参加される方の時間的なスケジュール組の参考になればいいなと思います。
もちろん常に今回と同じではないと思いますが。
セットリスト(出演順)
・山内総一郎
1 ブルー
2 Water Lily Flower
3 Green Bird(with あらきゆうこ)
4 LIFE
5 月見草
・竹原ピストル
今回のライブがとても良くて今まで知らないことを悔いてはいますがセトリがわかりません。「ライブイン和歌山」「俺のアディダス」は記憶に残ったので書き残しておきます。
・岸田繁
1 鹿児島おはら節
2 潮の路
3 新曲(仮タイトル「瀬戸の内」)
4 男の子と女の子
5 ハイウェイ
6 ブレーメン
7 太陽のブルース(with あらきゆうこ)
8 Remember me(with 山内総一郎・あらきゆうこ)
・アンコール
1 よー、そこの若いの(Vo.竹原ピストル G.山内総一郎 hp.岸田繁 Dr.あらきゆうこ)
おまけ(山内総一郎リハーサル)
・Water Lily Flower
・月見草
ー以降、境内退場時間のため音のみ聞こえましたー
・Green Bird
ー以降、フルではなかった記憶。あいまい。ー
・群青の風
・若者のすべて
・LIFE
・ブルー