呼吸の日 ～鼻呼吸ができていますか～
5月9日【呼吸の日】です。
息を止めたら死ぬ。
これほど大事なことにも関わらず、意識されていないのが呼吸です。
わたし自身も睡眠の専門家になる前までは、さほど気にもとめていませんでした。
マスクが必須になったことで、息苦しさや口呼吸により、呼吸が注目され始めたように思います。
口呼吸は日中のパフォーマンスはもちろん、睡眠の質を著しく低下させます。
口呼吸の子は猫背になりやすく、器官が弱くなるとも言われています。
脱水症状にもなりやすいです。
口の中が酸性に傾き、歯や歯茎の病気になりやすく、口臭も気になります。
運動もパフォーマンスも落ちます。
イビキや睡眠障害の原因にもなります。
鼻ですべき呼吸を口でおこなうのですから、悪影響がでて当然でしょう。
100年以上前の呼吸の本には｢病気の多くは口呼吸が原因｣と明記されているとのことです。
昨日からコロナは5類に下がりました。
鼻呼吸で、呼吸の質は上げていきましょう。
ともなって睡眠の質も上がります。
日中に口呼吸がクセになっていると、睡眠中も口呼吸になってしまいます。
自分は鼻呼吸ができていると思っている方も、ぜひチェックしてみてください。
お子さんもチェックされるといいですよ。
家族で注意し合うのも有効です。
とくに子どもは、集中していると口がポカンと開いてしまいます。
テレビやタブレットを観ているとき、人の話を聞いているとき、読書のときなど、観察してみてくださいね。
睡眠中は、口テープを貼るといいです。
サージカルテープというものがドラッグストアで購入できます。
口を閉じた状態で、唇に対して縦にテープを貼って寝ます。
気になるお子さん、大人の方も、ぜひお試しください。
しあわせ快眠デザイン
椎葉ゆう子