10月SCC参戦記

今回はスアールチャレンジカップ(SCC)の10月大会の参戦記を書きたいと思います。
初記事かつ文章を書くのが苦手なため、読みにくいところも多々あるかと思いますが、
ご覧いただければ幸いです。

大会まで

いつも大会の日が来るたびに思うが、一月経つのが早い。
毎回、前回の大会からもたくさんクイズをして、少しは強くなって次の大会に参加しているつもりではあるが、
ここ最近の結果を見ると何も変わっていないようにも感じていた。
そんななか大会前日(1日目)のSCC秋葉原大会で、(私が勝手に)ライバルだと思っているYOHさんの優勝報告を目にした。
純粋なおめでとうの気持ちと同時に、自分も続かなければと密かに燃えていた。

そして大会当日を迎えた。
毎回、大会中は緊張するので、今回は緊張を緩和するために少しアルコールを入れていった。
これで緊張せずにいい押しができるだろうと。
しかしそんなことはなかった。
会場について大会の開始時間が近づくにつれて緊張が高まる。

今回の学び:酒を入れようが入れまいが緊張はする

お酒の恩恵は大して受けられなかったが、大会は始まっていく。

予選

[1stステージ 1〇1×]
参加者は全部で18人。
1stステージは慎重に飛ばないことだけを考えた。

「『停滞』と『物価上昇』の英語~」
〇スタグフレーション
正解で7抜け2pt。まずはBグループスタート。

[2ndステージ 2〇1休]
〇タンス預金
〇万里の長城
を正解。
Bグループ4抜けで4pt

[3rdステージ 2〇1休]
〇錦帯橋
〇アタックナンバーワン
を正解。
Bグループ1抜けで7pt

[4thステージ 2〇1休]
〇時代祭り
Aグループ1〇で抜けれず1pt

[Exステージ 1〇1休]
「うまい棒の値段改定で~」
〇15円
Bグループ1抜けで7pt

この結果、なんとか予選は5位でA決勝入りを果たし、(自称)A決勝の番人の
面目は保たれた?


A決勝

今大会も戻ってきた。
毎回苦汁をなめさせられてきたA決勝の舞台に。
今回こそは!の意気込みでA決勝が始まるも、いつものパターンである。
押せる問題が来ない来ない・・・
過去何度A決勝でこの流れを経験しただろうか。
前半の約20問ほどを消化したあたりで積んだのは1〇だけ。

〇小平邦彦

この時点でポイントリーダーは既に5〇積んでいた。
正直かなり厳しいと思いつつも、1問1問集中して続けることに。

「今日が誕生日の人の星座は~」
〇さそり座

2〇目。星座問題は譲れない。

その後、正解と誤答を一つずつ積んだ。
×浅草橋ヤング洋品店
〇デジタルデバイド

ポイントリーダーはまだ5〇のままだ。
点数差は意識せず、1問1問に集中していた。
この辺りは、クイズをしてきた中で過去一くらいに集中できていた気がする。

「国の誉れ/」
〇コクヨ

集中しきっていた。
指が勝手に動いていた。
これがゾスラなるものなのかもしれない。
ポイントリーダーの背中が見えてきても集中は切れていなかった。

「エルム街の悪夢に登場する~」

この時、私の頭の中ではエルム街の悪夢とモルグ街の殺人がごっちゃになっていた。
響きしか似ていないのに。
フレディは知っている。
だが、どっちの作品に登場するんだっけ。
押すか押さざるか。
そんなことが頭の中を駆け巡る。

そんななか、ななタンさんが押した。
誤答だったものの、果敢なチャレンジ、攻めの姿勢に押す勇気をもらった。
過去の大会でも、チャレンジしなかったがために1〇足りず、悔しい思いをしたことが何度あっただろうか。
まだ1×積めるじゃないか。
押さずに後悔するくらいなら押して後悔しようと思った。

〇フレディ

正解。
これで追いついた。
5〇1×で3人が並ぶ展開に。
残り何問なのかも数えられていない。
というよりそんな余裕などなかった。

その後の2,3問でポイントで並んでいた1人が攻めを選択。
結果的には2問の誤答で飛んでしまい、5〇1×でならむさんと並んだ状態に。

「昆虫などの節足動物の体の横に~」
〇気門

押し負けたものの1番目に押した方が気孔で誤答。
おこぼれをもらう形で正解を積んだ。

これでこのセット初めてリードを奪った。
しかし、不思議とビハインドしているときと同じように集中できていた。
その後の1問を予選トップだったおにぎりさんが正解する。
そして次の一問を集中して待つ。

新井さん「ここで40問終了です!」

一瞬何が起きたかわからなかった。
終わり?え、今一応トップだよな?え?え?
混乱しながらも新井さんの次の言葉を待つ。

新井さん「判定勝ちではありますが~」

その続きは聞かなくてもよかった。
終わったんだ。
やっと手が届いた。

6月大会で準優勝してからずっと目標としてきた
近いようで遠かった
見放されてるんじゃないかとも思えていた

優勝に。

その瞬間、嬉しさなのか、プレッシャーから解放されたからなのか、
はたまた私より先に涙を流している仲間の顔を見たからなのか、
私も感極まって涙を流していた。
こうして激闘のA決勝は決着した。


戦いを終えて

早押しクイズをはじめて約7か月、ひとまずの目標としていたSCCでようやく優勝することができた。
決勝で戦ったライバルや仲間たちも祝福の声をかけてくれた。
正直言って、社会人になってここまで熱くなれる趣味ができるなんて思ってもいなかったし、
今回の結果を、まるで自分のことのように一緒に喜んだり泣いたりしてくれる仲間ができるなんて
それ以上に思ってもいなかった。
本当に周りの人に恵まれているなと改めて感じた。
みんないつも本当にありがとう。

来月からはSBCに参加することになりますが、ここからの道のりは長そうなので、強くなることよりも
まずは楽しむことを一番にこれからもクイズを続けていけたらと思う。

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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