食わず嫌いは、人生の損。
幼少期は、
「ピーマン苦いからイヤ!!」
「人参、何となく味がイヤ!」
「ナスの食感が何となく苦手の!」
と、小さいなりに「経験」して好き嫌いを判断していました。
幼少期から思春期になると、その過去の経験を元に
「過去に似た経験をしているから、きっとこれはオレは嫌いだな!!」
「いやいや、オレはもう大人だぜ?!経験してないけれどこんな子供騙しな遊具では遊べないぜ!」
「子供と混じって遊んでいたら、モテナイゼ!!」
と過去の経験や、他人の目を気にする様なお年頃を迎えた頃から、経験もしていないのに好き嫌いを判断するようになりました。
思春期からの私は「歩く自意識過剰」となっていたので、私の好き嫌いは、少し違うベクトルで判断していたように思います。
この頃は、「いかにカッチョ良く」というのが全てでしたので
いかにカッチョ良く、マクドナルドでカワユイ店員さんに注文できるか?!
いかにカッチョ良く、街でティッシュを配っているカワユイ女性からティッシュを貰う事が出来るのか?!
いかにカッチョ良く…もういいですね(笑)
まぁこんな感じの残念な私は、せっかく向こうからやってきてくれた未知の事も、独特なベクトルで精査される事で、やらなかった事が山ほど増えていきます。
そんな残念な私が、「食わず嫌いは人生の損」などと思う事が出来るようになったのは、旅行でした。
前回も書きましたが旅行をする事で、知らない事を知れる面白さ楽しさ、自分の常識が非常識だった時の衝撃。
これは、それまで大切に培ってきた「いかにカッチョ良く!」を超えて、「食わず嫌いは人生の損」と変わって行きました。
そんな旅行話は、また次の機会に書いてみたいと思います。