誠也さんとその真価とその活躍
見出し画像 まついゆかりさん
こんにちは。
この間の記事で#41誠也さんの事を少し書いてみたんですが。
お読みいただけましたでしょうか?
で…今更なんで誠也さんの存在感の話?ってなると思うんですが、あなたの誠也さんのバスケットボールの評価はいかがでしょう?
コートの外では◎どころかチームを支える屋台骨を担ってくれておりそこに関しての評価は言うを待たないと思ってます。
それこそぼくごときがどうこう言うのはおこがましいというか何と言うかw
ただですね、事バスケの話になりますとみんなにもっとそのすごさを知ってもらいたいと言うか何と言うか、そんなんわかってるよ!とおっしゃる方にもしばしお付き合いをいただきたいです。
そもそもなんでこんな事を考え始めたのかから説明しなければいけませんね。
第22節のゲームを見ていてふと思ったんですが、普通はバスケ見るときにはボールの動きを目で追いますよね?
ボールをゴールに入れれば点が入るというバスケットボールの競技の特性上それはごくごく自然なことだと思います。
特に好きな選手がいて勝敗関係なしにそのプレーを追いかけている場合は別ですが、普通はボールのあるところを見ますよね?
ところがぼくの考える誠也さんのバスケにおける真骨頂はボールの無いところでこそ、その真価を発揮します。
とするとぼくが好きな誠也さんのプレーを普通の人は見ることができないんじゃないかなと不安になってしまったわけです。
前置きが長くなってしまいましたが、第22節game2の中からこれはと思うプレーをピックアップしてみようと思います。
もし良かったらB3TVやトコチャンで振り返りながらお読みいただければ幸いです。
1Q 3:45
ペイントエリアの中で#7ニック・エヴァンス選手とポジション争いをします。
210㎝/113㎏のニック選手に対して誠也さんは196㎝/95㎏。実に身長差で14㎝、体重差で18㎏もの差があるんですね。
ふつうはこのサイズ差があったら簡単にボールを入れられてしまいそうなものですが、そこが誠也さんが誠也さんたるゆえん。重心を落としてさらに体全部使ってディナイし続けます。
業を煮やしたエヴァンス選手はボールの位置がが変わったのを見てそちらにアングルを変えるんですがその時には3秒の笛が鳴ります。
誠也さんあるあるですが、ボールのないところで笛が鳴ったら誠也さんが何かやった可能性が高いのであれ?なんの笛??と思った時は誠也さんに近い審判を見るようにしてみましょうw
1Q 0:45
次は”ボックスアウト”のシーンです。DFリバウンドを獲得する上で最も重要と言ってもいい大事なスキルですが目立ちませんw
普通はシュートが決まるかどうかに意識が行きますし、シュートが落ちたら落ちたで今度はリバウンドが取れるかどうかに意識が行きます。
ボールのあるところに意識が行きがちでその間にあるボックスアウトは評価されづらいのではないでしょうか?
しかしぼくが誠也さんの真骨頂の筆頭にあげたいのがこのボックスアウトなんです。
では実際にそのシーンを見てみましょう。マッチアップは#12ロバート・サンプソン選手(203㎝/102㎏)です。
山口は#8土居光選手が#12福ちゃんのシュートチェックを受けながら3Pシュートを放ちます。
結果リングにはじかれるんですが、見てもらいたいのはシュートを打たれた後の誠也さんの動き方。
シュートの直後にはもうボールを見ずにサンプソン選手を見てインサイドに飛び込まれないように体を当てに行っています。
最終的にリバウンドを獲得するのは#7GATOなんですがぼくの中ではGATOにリバウンド1をつけるんじゃなく、誠也さんに0.7GATOに0.3くらいの比率でスタッツをつけてもらいたいくらいです。
誠也さんがスタッツにこだわるタイプじゃないとしてもね。
ボックスアウトの時にまず相手に体を当てて優位性を作るこの技術はヒットファーストと呼ばれていたりします。これ本当に大事なことなんですが意外とできません。
悪い例で挙げさせてもらって申し訳ないんですが、5:00の#3ゆーぞーくんはこれを怠って先にボールを取りに行ってしまったばかりに、#64井出優希選手に飛び込まれてOFリバウンドを献上してしまいます。
ゆーぞーくんには反省をしていただくとして、誠也さんのボックスアウトの素晴らしさがご理解いただけましたでしょうか?
2Q 9:30
エヴァンス選手が3Pのシュートフェイクで#23ライアンをつり出してカウンタードライブでペイントアタックしてきます。
ライアンも抜かれ切らないように頑張ったしGATOもエヴァンス選手を挟み込んで行き先を限定します。
その先で待っているのはテイクチャージの王様、我らのキング誠也です。
一試合に一つ以上獲得してるんじゃないかな?OFチャージ?
今回のは突っ込んでくる相手に対して止まった状態で体の中央に接触があったパターンですが他にも、ポジション取りで相手が業を煮やして手を使って押しのけたところでファールを取るパターンも多いですよね。
今回のパターンはボールのあるところでの笛なんでわかりやすいですけど、ポジション取りでのテイクチャージはボールのないところでのプレーですからなかなか気づけないですよね。
以前も書いたように思いますが、我が家では誠也さんが転んだらOFチャージと思っていますから、ボールのないところで笛が鳴ったらまず誠也さんが転んでないかどうかを確認しますw
こんな感じでボールのないところでの活躍が本当に多い誠也さん。なかなかゲーム中は目が行きづらいですがぜひ一度ボールを見ずに誠也さんを見るためにゲームを見直してみてください。
加納誠也劇場はいつでもあなたをお待ちいたしております。
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