契約更改と慎さんの引退とその後の妄想
こんにちは。
今日も契約関係の話題なんですが、最初にこちらから。
#12ふくちゃんの契約満了のお知らせです。
B3リーグ参入時にトライアウトから入団してきた生え抜きの選手。人気とは裏腹に参入から2年間はアマチュア契約で苦労もしてきました。
最近ではなかなか出場の機会に恵まれず思うようなシーズンは過ごせなかったことと思います。
それでもいつも笑顔を見せてくれていた福ちゃんに最大限の感謝を送りたいと思います。
彼の未来に幸多からんことを。
そして今日の本題はこちら
#1我らが慎さんの引退が報じられました。
#1のユニを着て試合を観戦する人間としてはいろいろと思うところはありますが、この慎さんの決断は一つの区切りとしてすんなりと受け入れることができました。
サッカーの三浦知良選手のように現役に固執するのも一つのスタイルとは思いますが、B2昇格を成し遂げたこのタイミングでの引退そして指導者への転身はベストかどうかはわかりませんが間違いなくベターなものだとは思います。
チームの立ち上げからB2昇格までを草創期と考えればその終わりとともに慎さんが引退を決意したことは自然と腑に落ちました。
このnoteの中でも何度か書いていますが、これはスポーツエンターテイメントにおけるドラマ性という一つの側面と個人的にはとらえています。
ぼくが本当に見たかったドラマはB3優勝・B2昇格・大石慎之介引退だったのかもしれません。
B3優勝こそシナリオから外れてしまいましたが…
ぼくたちが求めているのは勝利による興奮や歓喜だけでなくその裏側にある選手・チームが織りなす感動、すなはちドラマなんじゃないでしょうか。
そういった意味ではやっぱり大石慎之介は静岡で引退をしなければならないし、その後も相応の待遇をもって静岡にかかわりを持ってもらわなければならないはずです。
そういった意味ではACに就任というのも納得のいく人事と思えます。
ここからチームの、そして大石慎之介の第2章が始まっていくことになると思うと次の展開が楽しみでなりません。
ただし。
ここからは全く持って個人の想い。妄想の類なんですが、慎さんは次の23-24シーズンを静岡ですごした後は一旦そこを離れるほうがいいと思います。
将来的にはHCやGMと言った重責を担ってもらはなければならないことは言うまでもありませんがそれはまだ先の話。
このままずっと静岡にいれば選手としての輝きが残っているうちはいいのですが、その輝きは永遠のものではないと思います。
結果を問われる世界ですから実力を伴わないHCが過去の栄光だけで輝きを保つことはできないと思います。
とすれば今やらなければならないことはコーチとしての実力をつける事。
それはただ単に戦術の引き出しを増やすことだけではなく、チームをマネージメントすること、すなわち組織運営の能力を身につけることも含まれます。
時と場合によっては優れた戦術よりも人とコミュニケーションをとることの方が勝利への近道になることもあるでしょう。
日本人選手だけではなく外国籍選手とのコミュニケーションもあります。
そういったことを考えると静岡にとどまっているだけではそれを獲得するのは困難なんじゃないでしょうか。
一旦外に出てコーチの目線から他のチームを見て後ろ盾のない場所で自分自身に磨きをかける必要があるんじゃないかと思います。
いっそスペインやアルゼンチンといった海外のチームにコーチとして参加するのも戦術の部分でのアップデートもかねていいと思います。
場合によってはコーチからのスタートよりもビデオコーディネーターなどのスタッフからキャリアを始める方がいい場合もあるでしょう。
選手としての知名度や実績が関係なくもろに実力だけで勝負せざるを得ない分国内のBリーグのチームよりも得られる経験値は多いかもしれません。
幸いなことにスペイン語でコミュニケーションをとる必要のあるファクがヘッドコーチでいる今はその素地を固める絶好のチャンスだと思います。
そして、凱旋帰国後はベルテックス静岡を率いて堂々新B1で指揮を執ってもらいたい。
そんな慎さんが率いるベルテックスを応援したい思いがぼくにはあります。
もちろん奥さんもお子さんもいるわけでいろいろな制約がある事とは思います。奥さんにとっては迷惑この上ない妄想だとは思いますが、もし仮にそんな事態になった時はもう一度
”慎ちゃんがよければそれでいいよ”
って言ってもらいたいです。
まだまだ慎さんの旅は続きます。
まだまだぼくたちも応援できることを楽しみに。
ALL IN 慎さん!!
ALL IN VELTEX!!
あれだな、来シーズン以降もユニは#1を着続けるので関係各所よろしく頼みます。