全部無料でもっと宣伝してもらう、対マスコミPR術
『全部無料でもっと宣伝してもらう、対マスコミPR術』玉木 剛 (著)
『逆襲の広報PR』でオススメされていた一冊なので、読みました。
<要点>
①個別の媒体研究
②プレスリリースの書き方
<学び>
①自らニュースを作り出せ!話題をつくるアイデア発散法
1.消費者の本音を掘り下げる
→「その商品・サービスカテゴリーでの不満」を解消する〇〇というメッセージ出し
2.時流・トレンドを探す
例:熊野古道→世界遺産に登録されたタイミングではニュースになるが、だんだんとニュースバリューが低くなる。そんな中でどうPRのするか。筆者は熊野古道の歴史文化、自然を楽しみながら、心身ともに健康になる「熊野セラピー」というツアーに目をつけた。このツアーに関係のある時流・トレンドを調べたところ、健康と旅行を兼ねた「ヘルスツーリズム」という市場が伸びており、経済産業省では潜在的な市場規模を約4.1兆円と発表していたことがわかった。そこで、熊野古道ツアーを最先端事例としてメディアに紹介。
▼時流・トレンドに強くなるコツ
・普段から新聞・雑誌などに目を通し、関係のあるニュースや企画を探す週間をつくる
・「日経テレコン」で過去のニュースを調べる
・「朝日キーワード」などの時事的なキーワードを解説している本に目を通す
・専門家の話や講演を聞きに行く
3.季節ネタと絡める
4.社会的行事・歴史と絡める
5.有名人"も"使っている
6.独自の社内制度や独自事業をつくる
7.アンケート調査を行う
8.イベントを開催する
9.ブームを演出する
②「攻め」の広報計画はこうやって立てよ!
1.広報を通して実現したい大目標(1-3年)を立てる
2.期間ごとの中目標(1-3ヶ月)を設定する
3.具体的な行動プラン
③アプローチを避けたいタイミングとしては、新聞社は入稿時間の近い夕方、雑誌は校了日前後(雑誌発売日の1週間〜10日前前後)、テレビ番組は放送時間の前後
④取材申請を受けた場合の確認事項
・マスコミの社名
・媒体名
・取材者の氏名
・取材趣旨・掲載コーナー
・取材対応の希望者
・希望日時
・取材場所
・所要時間
・写真撮影の有無
・締切日時
<個人的な感想>
他のPR本で紹介されているような具体的なノウハウを紹介されていた。
改めて思考整理するのには活用できる一冊。
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