メンターの話#10 【大学生活の過ごし方】
1. はじめに
4月から新しく大学に入学された新入生の皆さん、
ご入学おめでとうございます。
これから4年間、もしくは6年間、
たくさんのことを経験していくことと思います。
その過程で成長したり、新たな自分の一面に気づいたりと、大学生活は自分と向き合うことのできる良い機会になると思っています。
しかし、大学生活を今までの高校生活の延長だと思って過ごしていては、最後かつ貴重な学生生活を有意義なものにはできません。
大学2年を終え、今私が思っていることについて皆さんにお伝えできたらと思っています。
2. 大学生活の醍醐味
皆さんは、大学生に対してどのようなイメージを持っているでしょうか。
大学生といえば、決められた時間に登校し授業を受け、決められた時間に下校するという今までの学校サイクルとは異なります。
そう、このように大学生はとっても「自由」なのです。
自由と聞くと、「なんだ高校生より楽なのではないか」と思う人もいるでしょう。しかし自由であるからこそ、どのように自分の時間を使っていくかをじっくり考える必要があるため難しいと私は思っています。
自分は大学2年間、様々なことを経験してきました。
学生団体、サークル活動、同期との旅行、接客アルバイト、インターンなど。2年間を通してたくさんの人と出会ったり新たな挑戦をしたりと実りのある大学生活を送ることができたと思っています。
でも、中には後悔していることも多々あります。もっと読書をしておけばよかったな、とりたい資格を取ればよかったなとか。長期インターンにもっと早くから参加しておけばよかったな、パフォーマンス系のサークルに入ればよかったなとか。挙げ出したらきりがありませんが、大学1、2年次でやり残したこともあります。
3. 有意義な過ごし方
大学生活は思ったよりも短い、
ということを新入生の皆さんにはお伝えしたいです。
私が大学2年間過ごしてきて、本当に時が過ぎるのがあっという間でした。気づいたら次々と季節が変わっているのです。(笑)
では、どのように大学生活を過ごせば良いのかと言ったらただ一つ。
これに尽きます。
実体験から話すと、私は元々事前完璧主義というか、物事を進めたり始める前に色々先のことを考えてしまいがちで、まあ良い意味で慎重なのですが、考えているうちに興味が冷めていって結局行動しないということがよくありました。
2年生で漠然とインターンを始めたいなと思っていたのですが、自分にはできないのではないかとか、やる意味があるのだろうかとか考えていたら時間が過ぎていくばかり。やらない後悔よりやった後悔だと改心し、2年の春休みに思い切ってインターンを始め、そこで貴重な経験をすることができました。
現在ではもう続けていないのですが、そこで得た経験は決して無駄なものではないし、すぐに行動するということがどれだけ大事かを自分に思い知らさせてくれたという意味で、やってよかったなと心から思います。
じっくり後のことを考えてから行動できるほど、大学生活は長くありません。
やりたいと思ったらその都度やる、とにかく行動することを皆さんにはお勧めします。主体的に行動することは大学生活においてだけでなく、社会に出てからも必要なスキルになることは間違いないでしょう。
これを肝に銘じて、大学生活を実りある有意義なものにしてください!
皆さんの新生活を心より応援しています。
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