「2024年版」後悔しないミニPCの選び方
ミニPCは用途を絞って選ぶことで
低価格なもの
省エネ化
場所をとらない
配線をスッキリできる
などのメリットがあるのでまず用途に合わせて選ぶのが良いです。
ミニPCの種類が沢山あって目移りしちゃってよくわからない人向けの記事です。
2024年もたくさんのミニPCが出てきそうな気配を感じています。
できるだけシンプルに分類していきます。
用途は以下のようなセレクトをしました
ゲーム用
ホームサーバー用
軽作業用
■ゲームを遊ぶ
ゲームと言っても様々なゲームがあります。ゲーミングPCでしか動かないものとそうでないものがあります。
高画質でなんでも動かしたい人はヘビーゲーム用を選び
ある程度動けばいい人はライトゲーム用を選んでください。
基本的にゲーム用のミニPCはAMDのCPUを搭載した機種を選ぶことになります。内蔵GPUの性能がインテルに比べて大幅に優れているためです。
ミニPCは熱がこもりやすいのですがAMDのCPUのほうが熱が少ないので有利です。
◉最高画質でハイエンドのゲームを遊びたい(ヘビーゲーム用)
ゲーミングPCと呼ばれる水準のミニPCです。
主にグラボを積んだモデルで特集ページを用意しました。
価格は10万円を超えたモデルが多いです。(15万円程度の予算を見ましょう)
◉画質を落としてもハイエンドのゲームが遊べればいい(ライトゲーム用)
内蔵GPUにRadeon 680MやRadeon 780Mを採用したZEN4のCPUを積んだモデルを選びましょう。
性能順は以下の通り
780M > 760M > 680M
2020年程度までのハイスペックなゲームが動く(原神やFF14は快適)
最近のゲームであっても設定を下げればだいたい動く
USB4に対応
アイドル時は10W程度
Radeon 760MやRadeon 780Mを搭載した機種はAMD Fluid Motion Frames(AFMF)と呼ばれる新機能が使えるようになっています。
AFMFは低負荷でフレームレートが約二倍になる技術で最新ゲームでもヌルヌルになります。680Mと780Mの差はGPUの世代も違うのと、この機能の有無が大きな差になります。
https://www.amd.com/ja/products/software/adrenalin/afmf.html
◯Radeon 680M搭載製品
Geforce GTX1050相当です。
Radeon 780Mが主流になりつつあるのでRadeon 680M搭載製品は売り切れるとそのままディスコンになっていく可能性が高くなります。
オーソドックスなモデル。
オーソドックスなモデル。
金属筐体で放熱性能は良さそうです
ゲーミングなモデルです
◯Radeon 760M搭載製品
◯Radeon 780M搭載製品
Geforce GTX1650相当です。
TYPE-C給電も可能ですが90W以上必要だと思われます。
AMD Ryzen™ 7 8845HSを搭載した最新モデルです。
OCuLinkポートを搭載していて外部GPUを装着可能。
AMD Ryzen™ 7 8845HSを搭載した最新モデルです。
AMD Ryzen™ 7 8845HSを搭載した最新モデルです。
こちらは搭載メモリなど細かく選べる上にベアボーンも選べます。
ACアダプタが120W近くあるので消費電力はMAX100W近辺だと思われます。
LPDDR5なのでメモリ増設ができないタイプです。
他に比べてとても小型です。
OCuLinkポートを搭載していて外部GPUを装着可能。
メモリやSSDのスペックが細かく選べるので価格を調整しやすいです。
NVMeが3つ搭載できます。
OCuLinkポートを搭載していて外部GPUを装着可能。
LPDDR5なのでメモリ増設不可。
■ゲームを遊ばない
◉ホームサーバー
仮想サーバ、ゲームサーバを動かすならメモリを多めに積んだ環境が良いでしょう。
NASとして動かすなら2.5GbEは必須でしょう。
ミニPCが一番本領を発揮するのは家庭用のホームサーバだと思います。
ホームサーバーは特集ページを用意しました
◉軽作業
ブラウザやオフィス製品しか使わないなら省エネに特化したPCがよいでしょう。
価格も新品なのに中古PCより安いです。
株やFX、暗号資産などのトレーディング用のPCにも良いと思います。
ケーブル一本での接続やメモリ増設など、出来ないことも多くなりますが
その代わり消費電力はかなり低くなるでしょう。
年中つけっぱなしにするPCには最適だと思います。
ケーブル一本で接続したい場合はCHUWIのLarkBoxがオススメです
INTEL N100を積んだミニPCは2017年のi5-7200とほぼ同等です。2017年以前のCPUを使っているなら同じ速度かそれ以上の速度が出てさらに大幅な省エネになります。
消費電力はMAX20~25Wでアイドル4~8W程度。
以下のリンクのページでN100のスコアがあるのでそれ以下のCPUであればN100に速度が劣ってさらに電力効率が悪いということになります。
https://www.cpubenchmark.net/cpu_lookup.php?cpu=Intel+N100&id=5157
N100のモデルは低発熱低消費電力なので基本的にどのメーカを選んでも失敗はないと思います。
メーカーにこだわりが無ければ以下の要素で決めてしまって良いと思います。特になければCHUWIの機種でよいでしょう。(CHUWIは日本向けに進出して長いので安心できるメーカーです)
価格(クーポンが付いているときは安いのは二万円くらい)
LANの数が一つなのか2つなのか
LANが2.5GbE対応かどうか
メモリは増設できるのか(N100は32GがMAXでLPDDRは増設不可)
USB PD給電可能かどうか(ほとんど可能)
見た目、大きさ
CHUWIのN100機ではUSB Type-CポートでPD給電+ディスプレイ出力が可能な機種。
LANもRealtekチップを使った1GbE+2.5GbEの2ポートを搭載。
メモリが12Gです。(増設できないので注意)
OSはWindows11 HOMEです。
メモリが8Gと少ないですが安いです。(増設できないので注意)
OSはWindows11 HOMEです。
N100のPCの中では高機能なモデルです。自分はこのPCをレビューしています。