激安なkeeplink 2.5GbEスイッチのレビュー
これまでよりも低価格な2.5GbEのスイッチングハブが出ていたので購入しました。
最近、安価な製品にも急速に2.5GbE搭載機器が増えていてポートが足りなくなったりすることがあると思いますがこの製品はその助けになるかもしれません。
モデル名:KP-9000-9XH-X
■特徴
SFP+ * 1
2.5GbE * 8
管理機能は無い
低消費電力
ファンレス、低発熱(筐体はそれなりに暖かくなります)
■消費電力
消費電力をワットチェッカーで実測しました。
ACアダプタ 12V 1.5A = 18W
初期状態の消費電力 2.3W
1ポートあたりの2.5GbEの消費電力 0.85W
1ポートあたりのSFP+の消費電力 0.5W
最大の消費電力 9.6W
■雑感
SFP+がついているので10Gを主体としたネットワークに接続しやすいので取り回しが良いです。
2.5GbEが8ポートも付いているので機器が増えても安心です。
最近は安めの機器にも2.5GbEが搭載されてきているので、低価格スイッチの普及とともにさらに対応機器が増えそうな予感すら感じます。
ポートが8ポートもあるので従来の1GbEの機器を繋いでももったいなくないです。
消費電力は8ポートで10W以下と初期の2.5GbEスイッチと比べると半分程度の消費電力に抑えられてますね。ファンレスである筐体の発熱も温かいくらいです。
大きさはコンパクトですね。QNAPのスイッチと比較しても奥行きが半分です。
自分はセール前に購入したので恩恵を受けてないですがaliexpressではクーポン込みで7000円割ってますね。円安なのにどうなってるんだ?
■その他製品
自分は購入してないですが他にも気になった製品があったのでリンクだけ載せておきます
VLANやポートアグリゲーションが使える管理機能対応スイッチ。
NASで帯域を増やしたい場合には良さそうです。
アマゾンでも買えるようです
SFP+が2ポートついた8ポートスイッチもあるようです
値段も他のスイッチと変わらないような・・・
SFP+が二個なのでQNAPのQSW-2104-2Sとほぼ同等に見えますね
こちらはPoE+が使えるモデル。2.5GbEに対応したスプリッタはまだ見たことがないので対応可能な機器はまだそれほどなさそう。
価格だけ見るとamazonで売ってるギガビットのやつと大差ない。
■最近の中華スイッチについての雑感
SFP+付きの似たような構成のスイッチが大量に出回りだしたのはREALTEKが低価格なチップを販売してるからですかね
最新チップなので以前のSFP+がついていない物よりも消費電力も低いです。
低価格なSFP+がついているスイッチは殆どが以下の構成のチップだと思うのでどれ買っても一緒だと思います。
RTL8373-CG + RTL8224-CG
RTL8372
低価格でオールインワンなチップはREALTEKしかなく中身はほとんど基盤に何も載ってない同一構成になるのでどこが作っても品質については心配しなくても良さそう。
付加価値としてVLAN対応、PoE対応、管理機能対応ですが管理機能付きは地雷を覚悟したほうがいいとは思います。
ソフト面を中華に期待してはいけない。
(アップデートが期待できない&クォリティが期待できない)
自分の感覚では指示を与えない、機能が少ない、単純なもの、シンプルなものなら知名度がゼロの中華製メーカでも大丈夫です。
廉価モデルにわりと普通にSFP+がついているので一般家庭にSFP+の10Gが普及するといいですね。安く10Gが普及する道筋です。
↑RTL8373-CG + RTL8224-CGの基板のレイアウト
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