専用席専用者
わたしは左下肢に軽い麻痺等があるので、ヘルプマークをつけています。
札幌の地下鉄は、優先席ではなく専用席です。
空いているときは普通席に座りますが、どうしても空いていない時は、専用席に座ります。
といっても、専用席には3〜4人しか座れません。
たいていは、お年寄りが座っています。
ヘルプマークも、あまり気付かれることはありません。
みんなそれぞれ電車でやることや過ごし方があると思うし、目に入らない人もいると思うので、まあそんなものかなと思います。
でも、今の日本の状況からしたら、電車の半分は専用席でいいと思うんです(笑)
逆に、お年寄りこそ普通席に座る、というのはどうかなと本気で思います。
妊娠中や、義足や、生理や、貧血や、怪我…
見た目ではわからない不調や怪我、障害を抱えている人は、思っているよりもたくさんいる気がします。
わたしも、この記事の方のように怒られたことがあります。
「なんでおまえみたいな若いもんが、ここに座っているんだ!」
と言われました。
若いもんが座っているだけで怒鳴られる…
ものすごく怖くて、涙が出ました。
ヘルプマークを見せても、それを存じない様子のご老人でした。
若いから元気、と思うのは、もしかしたら彼らが若い頃は元気だったか、元気でいるように努めていたからかな、と思います。
でも逆に、年なんだから家でおとなしくしていろ、なんて言われたら、未来の年を取ったわたしなら腹が立ちます(笑)
元気でない若者も、元気なお年寄りもいる。
それって、けっこう当たり前のことだと思います。
きっと、これからもっと、やさしい世界になっていくと信じています。