月と瞳を結ぶ 銀の梯子
月と瞳を結ぶ 銀の梯子
痛みのない 澄んだ眩しさ
ポラロイド写真の二次元に
静かにそっと 閉じ込めた。
覗き込めば思い出す
足元の石にけつまづくたび
下ばかり気にして歩いたあの頃を。
あなたは手を差し伸べることはせず、
いつも遠く 光を降らせているばかり。
だけど。
もしもそうでなかったら、
あなたがほんの、指先の距離にいたならば。
明日(あす)はいったい、
何を見上げ、何を想い、
また、立ち上がることの、その意味を、
世界のどこに、見つけることが出来ましょう。
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