時々、障害者施設などで演奏させていただいているのですが
こんにちわ!
流しの四元です。
すっかり日記が週報と化してしまって、
目も当てられない状況ですが・・・
今日は少しだけ真面目?な日記を。
文章書くの苦手なのに、長文になるので、がんばってついてきてください!!
障害者施設や老人ホームでの演奏会
僕は時々、障害者施設や老人ホームまたは保育園幼稚園などで演奏会をしています。
きっかけは3年ほど前。
ひとつには、当時組んでいたバンドで演奏機会をもっと増やしたい!ということ。
もうひとつは、ピアノのかおりんが、自分の子供の頃の経験から、
「病院とか、音楽を聞きたくても聞けない人たちに生演奏の音楽を届けたい」という夢を持っていたので、そういう場所でできないかな、ということ。
(かおりんが最近作ったひよこの歌かわいいので聞いて!)
そしてある日、ドラムのつっちーが
「色んな施設に演奏派遣してくれるNPOがあったよ!」
と見つけてくれたのが、
パフォーマンスバンク
という団体でした。
当時の僕は、NPOの人と関わったことがないので、
「そんなのがあるんだー。ま、つっちーとかおりんがいればなんとかなるかー!俺は歌ってればいいんだし」
というどうしようもない考えでやっていました。笑
今でもそれは変わらず、バンド活動自体はしていないのですが、
時々一緒に演奏会をするので、
その時はつっちーやかおりんが色々やってくれます。
(ふたり!いつも任せっきりだし、適当だしで、本当にごめんなさい!)
実際にやってみて知ったこと
そんなこんなで演奏会をはじめて、
気付けばもう3年くらい・・・。
こんなに長くやるとは思ってなかったし、
パフォーマンスバンクさんとの付き合いも長くなりました。
で、実際に施設に色々行かせてくれたのです。
・老人ホーム
・障害者施設
・保育園、幼稚園
・病院(小児病棟)
基本はこういった施設で、
おそらく、老人ホーム>障害者施設>病院≧保育園幼稚園の順で演奏機会が多いように感じます。
それで、パフォーマンスバンクさんとこういった活動を始めてから、
まさにかおりんが言っていた
「生の音楽を聞きたくても聞けない人たちがいる」
ということを身を以て実感したのです。
ホームに入るご高齢の方や、障害を持っている方。
そういった人たちはやはり、色んな理由でコンサート会場に足を運ぶのはなかなか難しいようです。
しかし、生の音楽を聞けない人たちは本人たちだけではなかったのです。
そのご家族もまた、なかなかコンサートとかに行けない、ということを知りました。
僕も障害を持っている身内がいるので、
少し考えてみたらわかりそうなものですが、
実際にこういった施設で演奏をするまではわかりませんでした。
想像力、ちゃんと使わないとダメですよね。
さらに言うと、施設で働いている方たちも、やはりお仕事が大変でなかなかコンサートとかにいく機会がないみたいなんです。
なので、
演奏会の曲を決める時は、メンバーと
「家族や施設の人たちも喜びそうな曲も入れよう!」
となり、おばあちゃん達が絶対に知らないであろうミスチルとかAKBを歌ったりします。笑
(子供にはギターを右手だけ弾かせて、触らせたりもします)
なぜやるのか?
でもよく考えてみると、こういった演奏会をはじめたきっかけは
「バンドの演奏機会を増やすため」
だったので、あまりバンド活動をしていない今、なぜまだその演奏会をやっているのか?と思いますよね。(特に誰も思わないか笑)
その理由は・・・
まぁ、大した理由なんかないんですよ!
綺麗なことのひとつくらい言ってみようかと思いましたが、
本当に特になくて。
一番は、パフォーマンスバンクさんをはじめ、
「演奏してくれませんか?」
って声をかけてくれる人がいるから。
ということに尽きるなぁ、と。
ちょっとかっこつけて言えば、人との繋がりかなぁ、と。
パフォーマンスバンクって団体名で言うと、いまいち人間味を感じませんが、
やりとりさせてもらっている、もうすっかり顔なじみの人たちがいて、
本当にすごくいい人たちで。
自分たちの本業のかたわら・・・いや、本業よりも一生懸命に活動をしてくれているんですよね。
演奏をしたいけど機会のないミュージシャンと
生演奏を見たいけど足を運べない人たちを繋ぐために。
なので、今でもこうして声をかけてもらったらなるべく演奏させてもらっています。
(最近はすっかり夜型になってしまったり、歌が仕事になったゆえに喉のケアのためにかなり回数が減ってしまいましたが)
こないだの演奏会の様子
とまぁ、ここまで長々と書いてきたわけですけども!
生演奏ってやっぱいいよね!
音楽ってやっぱ最高だよね!
とこないだの演奏会で思いました。
米津玄師さんの『パプリカ』という曲。
NHKの2020年応援ソングみたいで、
今、学校とか幼稚園とかでみんな歌ったり踊ったりしているらしく、
こないだの演奏会でも
「踊れる人踊ってー!」
と言ったら前に来て踊ってくれました!
少し前に行った花火大会でも、花火に合わせてその年の人気曲が流れるのがあるのですが、
やはりパプリカが流れて、浴衣姿の子供達が楽しそうに踊っていました。
なんていうか・・・泣きますよね。
本当に感動するんです、これ。
喜怒哀楽の「楽」っていちばん嘘つけない感情だと思っていて。
例え、流行はオトナが作るとしても、
歌ったり踊ったりを楽しそうに、しかも一生懸命にやっている子供たちを見ると「うわぁ、、最高、、」となってしまうんです。
(おじさんになったのかな?)
普段の流しでも音楽っていいなぁ、と思うことがよくありますが、
こういうのがあると、やっぱ音楽っていいんだなぁ、って思いますよね。
そして、こういうことがあると、
「これくらい有名になって、誰もが知ってる曲を世に出したい!」
という願望がわきでてきます。
有名人が来たら、みんなそれだけでハッピーになるでしょ?
そんな、みんなが幸せになることって最高じゃない?
だからもっともっと、今の5億倍はがんばらないと・・・!!!
というわけで、
これからも時々、「生演奏を聞きたくても聞けない人たち」の元へ足を運ばせていただくかと思います。
そして本業は流しで、新宿や立川にいるので、飲みに&聞きに来てください!よろしくお願いいたします!
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