90年代音楽と20代の若者
こんにちわ!
流しの四元です。
先日、2泊3日で奄美大島旅行に行ってきたのですが、
すごくゆるゆるな、というよりむしろほぼノープランで過ごしたところ、
海・山・太陽などの大自然にゆったりと触れられて、とても心が洗われた気がしました。
昨日から流し再開していますが、あらためて、がんばろう!という気持ちです。
(夕陽が沈むのもじっくり見てました)
◆若者からのリクエスト
さて、
流しにリクエストしてくれる人の年齢層は、
30後半~50代くらいが中心なのですが、
時々20代の若者もリクエストしてくれます。
若い人に”流し”として歌えるのは、
嬉しい半面、大体冷やかしとか悪ふざけの人も多いので、
ちょっと気持ちがノラない時もあるのですが(笑)、
中にはすごく感動してくれる、心から喜んでくれる純粋な子もいるので、
ちゃんと一生懸命歌うようにしています。(当たり前なのですがw)
そして、そういった感動してくれるタイプの若者からのリクエストは、
「玉置浩二」とか「THE YELLOW MONKEY」「Mr.Children」「奥田民生」とかが多い傾向にあるな、と思いました。
(昨日はこの若い女性たちに玉置浩二を!)
◆親の影響
上にあげたアーティストの共通点は、90年代なのですが、
(玉置浩二はもっと昔からですが、田園とかソロ曲は90年代)
仮に25歳だとしたら1994年生まれで、
生まれたての頃の音楽って普通は全然覚えてないと思うんですよね。
ちなみに僕は、1986年生まれなのですがその年の年間ランキングは、こんな感じです。
1位 石井明美:「CHA-CHA-CHA」
2位 中森明菜:「DESIRE -情熱-」
3位 少年隊:「仮面舞踏会」
4位 KUWATA BAND:「BAN BAN BAN」
5位 渡辺美里:「My Revolution」
知っているけれど、思い入れのある曲はないんですよね。
だけどこうして90年代の曲を、20代の子がリクエストしてくれる時は、
その曲を好きな様子でリクエストしてくれるんです。
それで「どうして、世代違うのにこの曲が好きなんですか?」
と聞くと、たいてい
「親が好きでよく聞いてたんですよ」
という答えが返ってきます。
◆イヤホンでなくスピーカーで、音源でなく生演奏で
その答えを聞くと、僕はいつも嬉しくなります。
親御さん自身に好きな音楽があることも、
好きな音楽を流している環境があることも、
そしてそれを子どもと共有できていることも、
さらにその音楽を子どもが好きとなり受け継がれていることも。
今って、みんなで一緒になって歌える曲が生まれにくい時代といわれていますよね。
それは色んな理由が言われていて、好みが非常に細分化してるからとか、音楽を聴く環境がとても個人的で閉ざされているから、とか。
だから、
こうして親子で同じ音楽を聴いて、同じような感情や感動を抱けるのはとてもいいなと思いますし、そうやって”いい音楽を共有できる”状況が増えるといいなと思います。
それには、人の心を動かすいい音楽が必要だし、
イヤホンよりもスピーカーで、
なんなら音源よりも生演奏で、
聞く機会がもっと増えれば、そういう状況も増えるのかな、
なんて思ったりします。
流しの歌を聞くのは一生に一回あるかないか、
という人がほとんどだとは思いますが、
その一回で、「知らなかったけど、いい曲だな」って他の人と共有できるいい音楽を知る機会に流しがなれたら、素敵だな!なんてほんの少し思ったりして!!
(生演奏だったらワールドワイドで音楽一緒に楽しめちゃうよ!)
というわけで6月も、
新宿名店横丁と立川呑み食べ横丁でお待ちしております!
(立川は金曜日のみ)