いい作品をつくっていけばいいし、それがすべて

先日、岡康道展に行った話をnoteに書いたのだけれど。


1日経って、記憶が薄れて、心が”本当に感じたことだけ”が残りはじめて気づいたことがあった。


それは、「特別な演出をしなくても、いい作品を沢山残せば、十分に素晴らしい展示になるんだな」ということだ。


上のnoteにも会場の内容は書いているのだけれど、展示内容は本当にすごくシンプルだった。

肝心なことだけ箇条書きにすると、

・CM作品の上映
・語録の展示
・写真の展示
・手紙の展示

だけだ。


入り口はいった瞬間に、ロボットがお出迎えして、一歩あるくごとに足元がカラフルに光って、画面をタッチすると映像が選べる。


とかそういったことは一切なく、本当にシンプルに、

・人生を総括する映像を流す壁一面の大きなスクリーン
・活動期を6つに分けて、それぞれの期間に作ったCMを流す50型くらいのテレビ6つ

だけだった。


”演出”というのはすごく大事なものだと思っているのだけれど、
それはあくまでも”元々良いものを、より良く見せるため”のものであって、
”大して良くないものを、マシに見せるもの”ではないのだな、と思った。

つまり、”元々良いものだったら、無理に凝った演出をしなくてもいい”ということ。


展示を見て、1日経って、なんだかすごくそう思ったので、メモとしてnoteに書きました。


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四元壯(ミュージシャン)
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