人生の門出に「乾杯」!
こんにちわ!
流しの四元です。
僕は今”流し”という仕事をしていて、
まぁほとんどの人からしたら「変わった人」に見られていると思います。笑
でも、この仕事をする前は一応ちゃんとした会社で働いていたんです。
短期間で転々としたこともありましたが、最後にいた某ロボット掃除機の会社はちゃんと”石の上にも3年半”いました。笑
なので、会社をやめる人の気持ちというのは、
「やりたいことや次の道が見えている卒業的なもの」も
「不満が溜まって、こんな会社やめてやるー!的なもの」も、その中間的なものもわかるつもりなのですが。
昨日はまさに会社を近々辞めるというお兄さんに歌わせていただきました。
お兄さんが、お店の外でうろちょろしてた僕に声をかけてくれて、
最初はおそらくちょっと半信半疑で「この人大丈夫なのかな?」という気持ちでリクエストしてくれたのですが、
一発目に歌った「Lemon/米津玄師」で「予想をはるかに越えてきた!」と言って喜んでくれました。
そしたら、一緒にいた女性の方が(以前にも一回歌わせてもらった方!)、
「彼、近々会社やめちゃうから、乾杯(長渕剛)歌って」
と言ってくれました。
このお兄さん、見た目はわりといかついですが、
すごく感じのいいお兄さんで、この女性からも同僚として信頼があったんだろうな、という雰囲気をすごく感じました。
なので、「よし!!これはめちゃくちゃ気持ちを込めるぞ!!」
と思って歌いました。
もう何百回と歌っている乾杯。
中一の時に知り合いの結婚式で歌った乾杯。
お兄さんへの祝福になるように!!
と思ったら、気負いすぎてしまったせいか、
出だしの歌詞が飛んでしまって、ごまかして取り戻そうとしたのですが、
完璧に歌い慣れてる曲のせいか、全然取り戻せない!!!
というまさかの事態になってしまって、
「ごめんなさい!もう一回やり直させてください!」
と言って、歌詞を確認して、もう一回やり直させてもらいました。泣・・・。
お兄さんたちも笑ってくれてたので、
気を取り直して、めちゃくちゃ心を込めて、
「明日の光を体に浴びて、振り返らずにそのまま行けばよい!」
と歌いあげました。
お兄さん、感動してくれていたと思います。
冒頭で、会社をやめる人の気持ちがいいものも悪いものもわかる、と書きましたが、送り出す側の気持ちもわかったりするので、
お姉さんは少し寂しいだろうなと思いつつ、
一緒に飲んでいた時の雰囲気を見てると、
寂しいけど、いい時間を過ごしたんだろうな、と想像しました。
お兄さん、新天地でも頑張ってください!
ちなみにお店は、壺漬け特上肩ロースが最高においしい羊の悟大さんでした!食べたい!!