【行政書士への道】を振り返り、追いつく
【行政書士への道】をマガジン形式でスタートします。
わたしは令和4年度の行政書士試験に合格して、いま開業準備中です。
登録・開業まではやるべきことが山ほどあって、どうしても時間がかかる……ので、その間にここまでを振り返りつつ、現在進行形まで追いつければと思います。
そもそもなんで行政書士?
申し訳ありません! 行政書士という仕事を知ったきっかけを思い出せません……。
ただわたしの場合、気になったことはすぐ調べる、なにか行動する、という性質があるため、手がかりに行動履歴を調べてみました。
<2021-02-16> 伊藤塾に行政書士試験対策講座の資料請求をする
→各種パンフレット一式が送られてきて、熟読したのを思い出しました。
そこで「行政書士の仕事」「行政書士試験の概要」など、面白そうだけど、難易度・合格率の高い試験なのだと知ることになりました。合格体験記を読むと、今からじゃ11月の試験に間に合わないのではないか、と一旦脇に置いてしまいました。その程度だったのか……。
でもこのタイミングで伊藤塾行政書士試験科のメルマガに登録したので、継続して情報が得られるようになりました。
<2021-09-16> 伊藤塾の塾長・伊藤真先生の著書を一気読み(聴き)
→オーディオブックでこちらの本『続ける力―仕事・勉強で成功する王道』をダウンロードしていました。
伊藤塾長の熱意が伝わり、一気読み(聴き)したのを憶えています。メンタルから具体的な方法論まで、ぎゅぎゅっと凝縮してくださっています。
会社を辞めて羽を伸ばし、次はライフシフトと意気込んで、ちょこちょこフリーランスで仕事をしてみたものの、何事も続かない。そんなわたしにとって、道標となる本でした。いまの自分にもふたたび刺さる内容です。
おもしろいのは、同じ日に『聞いて覚える「憲法」』もダウンロードしていたこと。さっそく「憲法」を、学んでみたくなったのですね。
前文と全103条の条文がただ読まれる音声を、のちに何十回聴いたか分かりません。
<2021-09-30> 伊藤塾・行政書士合格講座 申込み
その後問い合わせと2週間の検討を経て、「行政書士合格講座 Web一括配信コース」に申し込んでいました。
年に一度、翌11月の行政書士試験を目指すための講座なので、15万円を超える講座であっても、はじめるのが早ければ早いほど投資効率が高いのです(お得好きが奏功)。
通学の方が勉強に身が入るのではないか、という思いがありつつもコロナ禍ではオンライン一択。結果、オンライン以外無理、と思えるほど自分にとってもっとも効果的で、使い倒せた教材だったと思います。
翌週には教材一式が段ボール1箱に詰まってドカンと届き、10月からは月1回ZOOMで行われる「オンライン質問会」がはじまるといった日程でした。
約1年1ヶ月にわたる勉強期間のはじまりです。
Web一括配信コースのメリット
Web一括配信コース(当時)とは、じつは前年度向けに収録された講義を、最初から最後まですべていつでも視聴できる、というものでした。教材もすべて手元に揃った状態です。
なにが一番良かったかといえば、勉強すべき科目・範囲の全体量が、早い段階で把握できたことでした。
想像以上に膨大な量だったため、スプレッドシートに講義一覧と予定表をつくりました。伊藤塾長のいう「見える化」メソッドです。
講義を一周しなければ、先の見通しが立てられずにいたので、たとえ意味が分からなくてもとりあえず受講。受講した、問題演習した日、それぞれにチェックをつけていくようにしました。
仕組みを作ってしまえば、それを続けることは比較的楽でした。理解や記憶は後回しにしても、どの講義も面白かったからです。
逆にデメリットがあるとすると、自分でスケジュール管理をしなければいけないことでしょう。それが苦手な人は定期的に配信されるとか、ゼミ形式のもの、スケジュールがしっかり管理された講座を選ぶとよいと思います。
そんなこんなで、2021年10月から勉強スタートとなりました。1年以上の勉強期間がある、とタカを括っていた頃…ともいえるかもしれません。
勉強は順風満帆、とはいきませんでした。つづく。
スクール選び雑感
わたしの場合、出会いが伊藤塾からだったし、すっかり塾長のファンになってしまったので、伊藤塾を選びました。ただし、当然ほかの資格スクールもいくつかは調べてみました。
驚いたのは、「合格したら全額返金!」とうたうスクールと、「合格しなかったら全額返金!」あるいは「いくら返金」というスクールの両方が存在したことです。ターゲットの性格が真逆すぎやしませんか?
自分だったらどちらの方が勉強のモチベーションが上がるだろう? と考えてみました。……どっちもなしでした。
スクールを選ぶ基準は人それぞれだから、お金を基準にした選択肢も用意したのは明確です。ですが、勉強に必要なのは自分に合ったカリキュラムや受講スタイル、なにより講師や講義の質……さまざまな指標を総合して、冷静に検討することをおすすめします。