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D2Cdotの社長を退任しました!

このたび、下記リリースにあるようにD2Cdotの社長を退任いたしました!

僕がD2Cdotの前身である『D2Cソリューションズ』の社長になったのが2015年の10月なので約6年弱ほど社長として過ごしてきたことになります。
いや~、振り返れば長かったような短かったような。
いろいろありましたが、総論『最高に楽しかった!』の一言に尽きますね(笑)。たくさんの良い仕事、良い仲間に本当に恵まれました。感謝!

はじめは「社長ってなにやるんだろう?」って不安や疑問が渦巻いていましたが(苦笑)、いままで感じていた&考えていた「この業態の会社や仕事はこうあるべきだ」っていう想いをひとつずつ叶えていけばいいんだって思って(開き直って)これまで邁進してきました。結果、社員みんなのおかげで当初想定していた以上の会社に成長したと思います。


D2Cdotは前身の『D2Cソリューションズ』が社名変更をすることで2016年10月に生まれました。新しい社名の検討から始まり、新たにビジョンを設定してスタートさせたこの会社は当初60名程度でしたが、いまや150名にもなる立派な会社に成長しました。これもステークホルダーの皆様はもちろんのこと、なにより社員ひとりひとりのおかげだと思います。

僕を含めた取締役たちはいわゆるサラリーマン社長や役員ではありますが、あまりそういったことを気にせずに自分たちが創った会社だという意識でこれまで取り組んできました。いま思えば、社名変更を行うことでゼロからリスタートできたのがきっかけだったと思いますし、D2Cの前社長である宝珠山さんが自由にやらせてくれたことが強烈に自分事化できる要因として大きかったと思います。

年々成長していく会社の勢いに自分たちでも驚きつつ、独自のコーポレート機能や沖縄オフィスの新設も行い、自主独立で成長していける基盤をひとつずつつくっていきました。結果、業績などの定量成果(社名変更依頼ずっと増収増益)はもちろんのこと、毎年広告賞を獲れるようになり、優秀なおもしろい仲間も集まってきて昨今の不測の事態でも影響なく事業を成長させられるようになりました。この成功体験は僕のなかでも大きく、きっとこれからの仕事人生でも活きてくると思います。

・・とはいえ正直まだやりきれていないことはたくさんあります。
5年後、10年後、はたまたその先を考えたときに実現したかったことは多くあるのですが、そこは新任される岡社長(前D2CR社長)にお任せして、社員みんなで新たなD2Cdotを築いていってもらいたいと思います。

新任の岡社長はこれまでメディア領域を中心に活動してきた方なので、クリエイティブ領域についてはまだ『色』に染まっていません。このため、僕とはまた違った視点での成長のさせ方をしてくれると思っています。
社長が変われば会社は変化するものです。いままでの良いところは活かしつつ、新しい風を吹き込んでD2Cdotをさらに進化させてくれることでしょう。
※このためこれまで『note』で僕が書いてきたD2Cdot論は一旦終了。
 新しくなった『D2Cdot』論はまた別途示されると思います。


思えば、僕はD2Cが制作系の事業を立ち上げるというタイミング(2003年ごろ?)にジョインしてからなので、いままでこのクリエイティブの仕事一筋で18年くらい(前職も入れると20年以上)ですかね。
改めてすごい長い年月をこの仕事に費やしてきたなとビックリ(苦笑)。
その間、現場からマネージャー、社長と立場を変えていろいろと良いところ/悪いところをみてこれたのは自身の経営にとても役に立ちました。
経営で意識していたのは常に『クライアントにとってのベスト』『現場や社員目線で』というところでしたが、どこまで実現できていたかはわかりません(苦笑)。今度みんなに聞いてみたいと思います(笑)。

D2Cグループのクリエイティブ領域の仕事をゼロから創ってきた身としては現在のD2Cdotの環境まで辿り着いた状況に感慨深いものがあります。
もともとは数名で立ち上げた『部』でガラケーのLPしかやっていなかったのが、いまや150名も所属する独立した会社になってデジタルとリアル両方の案件を扱うようになり、広告賞も毎年受賞して対外的にも知られるようになってきたのですから。まさか沖縄にオフィスをつくるなんて当時は思ってもいませんでした。

そういう意味ではひとつの領域を確立できたということで自分なりにD2Cグループに対してきちんと結果を残すことができたんじゃないかと思います。


5年前に親会社(D2C)から子会社(D2Cdot)に僕と一緒に転籍してくれた仲間たちには本当に感謝しています。彼らがいなかったらいまの僕はありません。すでに10年超えの付き合いのメンバーもいて、みんなとは同じ会社の仲間という以上の絆(家族?戦友?)を感じています。やっぱりそのメンバーたちは僕にとっては特別な存在です。

もちろん中途で入社してきたメンバーたちも僕にとっては大切な仲間です。
ひとりひとりがなかなかのクセモノでしたが(苦笑)、みんなが楽しそうに仕事をしているところをみていると僕自身も幸せな気持ちになれました。
全員の面接に参加しましたが、ひとりひとりちゃんと覚えています。
僕の『note』をしっかり読み込んで面接にくる人が多く、「考え方に共感しました」といってくれる人が多かったのはとてもうれしかったです。
D2Cdotの強みは『多様性』だと思っていますが、今後もひとりひとりの個性がしっかりと発揮されて世の中に素晴らしいアウトプットを残していってもらいたいと思います。

また、これまで一緒に会社を創ってきてくれた守谷・山下両取締役にも感謝。このふたりが僕を支え、共に歩いてくれたおかげでいまのD2Cdotの成功があります。僕を含めた三者三様の得意領域を活かした役割分担で絶妙なバランスが生まれました。誰かひとりが欠けてもダメだったと思います。
多くを語らなくてもきっと同じ方向を向いてくれているという信頼感や安心感みたいなものがありました。役員同士が同じ目線に立って団結すると会社ってこんなすごい力が発揮されるんだなぁ~と体験できたのは貴重な財産になっています。

みんなとは今後少し距離はできてしまいますが、これからの活躍にも期待しています。


さて、では今後なにをやるのか?っていうことですが、ひとまず事業責任者の立場からは離れることになります。
※D2Cグループを離れるというわけではございません(苦笑)
D2Cグループとして、企業のデジタルマーケティングのお手伝いをするという方向性はこれまで以上に推進すべきという方針があるため、いままではメディアとクリエイティブでちょっと縦割りになっていたところを総合的に円滑に提案できるようにしていくための整理や推進を行っていく役割として動く予定です。

せっかく一旦立ち止まる機会をいただいたので、公私ともになにか新たなチャレンジもしたいな~と思います。ある意味、身軽になったので(笑)ゼロベースでいろいろ考えてみようかなと。

いままでの経験を活かして、いろんな企業のお手伝いができるかも検討してみたいな、と。同業の方たちのお手伝いとかできると良いのかも。
この『note』も、もともとは「クリエイティブ/デジタルマーケティング系企業は経営やマネジメントを学ぶ機会が少ないから自分なりに経験したことを伝えて参考にしてもらいたい」というところから始まっているので。
僕は何度かこの『note』に書いていますが、もっとクリエイティブ系の企業で中~大規模の会社がでてこないと業界自体の発展がないと思っているので、そこに対してなにかしらの活動ができると良いなと思います。

途中からD2Cdotの採用活動の一環として「応募者と企業の考え方や求めていることにミスマッチがないように」ということも『note』の目的に追加されましたがこっちの内容は今後書くことはなくなっていくと思います。
※書くとしても主語が『D2Cdot』ではなく『自分はこう思う』ということになるんでしょうね。

その他にも、これからの未来を担ってもらう若い方たちに対してなにかこれまで僕が学んだこととかを伝えることとかできれば良いな~と思ったりします。まぁ、この辺はおいおい考えていくとして。

ちなみに『伝えたいコトを伝わるカタチに』というのはD2Cdotのビジョンではありますが、僕個人の指針でもあるので、今後もこのビジョンをもって活動をしていこうと思います。


自分の持てる限りの力をかけてやってきたD2Cdotから離れるということで、寂しい気持ちはもちろんありますが、気持ちを新たに再度目の前のことに取り組んでいきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!

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