【Coloso.体験談】「顔から極める画風別キャラクタードローイング」を受講しています
Twitterを見ていると「Coloso.(コロソ)」というオンライン講座がバンバン出てくるようになりました。
↓こういうの
これを見るたびに「うわーいいな」という気持ちが沸き上がり、ついには受講をしてしまいました。
Coloso.気になる方は、よければ読んでいただいてなにかの参考になれば幸いです。
(これを書いてるときはまだ動画を見終わってないので、最終的な感想はまた書くことにします。めちゃめちゃボリュームあって見きれません。)
(ここで紹介したColoso.のリンクを踏んでも、私に紹介料は入りません。自費です。)
Coloso.を受講したきっかけ
Twitterで知り、何回もプロモーションが表示されるうちに「Coloso.、めちゃめちゃ魅力的!」と感じてしまいました。
宣伝の大切さが身にしみました。
最終的に選んだ決め手は以下の3つです。
韓国クリエイターを信頼してる
人物のイラストを描いていて、一番お気に入りなのがパク・リノさんの本です。
Amazonで評価が高かったのでとりあえず買ってみたところ、描くキャラクターが自分好み。
これまで読んできたイラスト関係の本だと、細身で萌えキャラ中心のものが多く、これじゃない感がありました。
戦闘系のゲームキャラという形容が正しいかわかりませんが、骨格がしっかりして健康的な印象です。
理論的な話は、わかりやすく噛み砕きつつ、しっかりと整理して書かれている。
ガチ理論と親しみやすいイラストの描き方の本として、バランスがいいんじゃないかと感動しました。
(日本の本を読んでないのでわからないのですが)
私のような理想としているイラストというのがないけれど、バランスよく整ったイラストを描きたい方にはおすすめです。
この本に出会わなかったら、Coloso.やってなかったと思います。韓国のイラストレーターへの信頼が爆上がりした出会いでした。
好みの講座が多い
前述した通り、描きたい画風がないけど、イラストが描きたい、というのが悩みでした。
そんな私に響いた講座が以下の3つです。
(受講中)顔から極める画風別キャラクタードローイング
キッチュ感溢れるiPadモーションイラスト
ベクター画像、基礎図形からアイソメトリック図法まで
1つずつ紹介します。
■(受講中)顔から極める画風別キャラクタードローイング
イラストレーターのOSUK2先生による講座「顔から極める画風別キャラクタードローイング」を受講中です。
私が最近描いたイラストはこんな感じなのですが、
めちゃめちゃ物足りないなと思ってて、こういったシンプルなイラストも嫌いじゃないけど、もっと表現というのはいろいろできるんじゃないか????
ということで、いろんな画風を学べる+骨格など基礎的なことを学べる講座というのがおもしろいな、と思ってこちらを選びました。
(受講中の感想については、もっと下に書いています。)
■キッチュ感溢れるiPadモーションイラスト
イラストレーター Ringさんの「キッチュ感溢れるiPadモーションイラスト」もめちゃめちゃかわいい。
こういうごちゃごちゃ感ってどうやって出すのか全然わからなくて、バランスもキレイに整ってるな、なんでだろうという気持ちで興味があります。
Procreateを使ってアニメーションも作れるのもいい。
私の作品だと、こういうのをもっとごちゃごちゃさせたいわけですよ!!
殺風景すぎて泣けてきます!!!
ここにごちゃごちゃを入れたい、そのときにこの講座が役に立つでしょう。
■ベクター画像、基礎図形からアイソメトリック図法まで
イラストレーター ホン・ソンウさんによる「ベクター画像、基礎図形からアイソメトリック図法まで」、こちらもめちゃめちゃ心ひかれます!
この猫はベクター曲線で描いてて、ここからもっと立体的に発展させたい気持ちがあります。
立体的というと今なら3Dの勉強の方がいいような気がしますが(blenderとか)、今やってることの延長でできることの方が精神的な負担が少なそうだと思って、アイソメトリック図法。
とはいっても本を読んでて、パースとかイマイチわからない部分も多くて困っていました。
また、アイソメトリック図法になると事例集はあっても作り方がわからない、基本がわからないとぐちゃぐちゃになりそうだ、作ってみたいけどどこから始めたらいいか検討がつかない。
そんなモヤモヤが解消されそうだったので、これも気になります。
今のところ、この3つが個人的にヒットした講座です。3つもいいなと思うものがあったら、Coloso.様って気持ちになるものですね。
ガンガン課金したくなってしまいます。
講座紹介の動画が堅実
先ほどの講座紹介の動画も載せましたが、わりと淡々とした講座なのもいいなと思いました。
YouTubeのような賑やかさはありませんが、落ち着いて学べそうだという印象でした。
coloso.を受講し始めてよかったこと
2022年の8月から、イラストレーターのOSUK2先生による講座「顔から極める画風別キャラクタードローイング」を受講中です。
今、感じていることを紹介します。
講師がどんな考えで線をひいてるかわかる
本と決定的に違う点は、講師の描き方を動画で見られる、ということです。
近くといってもPhotoshopの画面が映し出されてるだけなのですが、この細い線1本1本が、最終的にこんな美麗なイラストを作り上げていくのか、という感動は動画じゃないとわかりません。
講義は長らくイラストレーターをしているOSUK2さんが、
ラフ→スケッチ→本番の工程を経て、線を描いたり消したり繰り返して、作品が完成するのを1時間くらい見守るだけ、という内容もあります。
本だと①ラフ→②スケッチ→③本番の3工程、3枚の図が貼られるだけだと思いますが、完成に至るまでのこだわりを見ることも大事なんだなと思いました。
(YouTubeだと早送りしちゃうことも多いですが、Coloso.は早送りができません)
講師が人格者
「イラストを描くことは精神的につらいことがあるので運動がおすすめ」
「私もこの部分は難しい」
といったような寄り添うようなコメントが多くあります。
イラストの講座だとさいとうなおきさんのYouTubeは有名で、さいとうさんも優しそうですね。
(ただYouTubeは全体的にテンポが速すぎて、私は苦手です)
オンライン講座で双方向でもないのに、講義を受けている感じがするのは講師の経験から滲み出るコメントが理由なのかなと思いました。
また日本のオンライン講座を受けたとき、講師のノリについていけないことがあって(ペアの講師をいじるような)、せっかくいい内容なのに台無しだったことがあります。
講師のコメントに違和感が少ない、フラットな意見であることは、大量の動画を見ていく上で重要なんじゃないかと感じました。
人体の図形化をしっかりやることの効果
講師が口を酸っぱくして何度も言ってるのは、人体の図形化(クロッキーや骨格など)をしっかり繰り返しやることだ、ということです。
この講義のタイトルが「顔から極める」なので早く顔を描かせて欲しい気持ちもありますが、全体のバランスの大切さは講義を見ているとわかってきます。
OSUK2さんが実写風~萌え絵~ディフォルメまで、幅広い絵が描けるのは基本ができてるからなんだな、というのもジワジワと感じます。
とはいえ人体の図形化なんてやってて飽きるんですが、この前適当な雑誌から写実的に描いてみたら以前よりも楽に、それらしく描けるようになったような気がしました。
こういうことか~と納得したのが受講して5日目くらいです。
coloso.を受講し始めて不安なこと
こんなに長い講義を聞き切れるか
25本の講座があって、今やっと3分の1くらいのところだと思うのですが…本当に見終わるのだろうかと不安になっています。
毎日ちょこちょこ見てて、途中で練習して、とやってると進捗が不安になります。
とりあえず線画を描けるようになりたいので、3分の2を目指して頑張って見ていきます。
本当に絵が上達するのか
講師がうますぎて、心折れるときがあります。
当然ですよね、講師がうまいのは。イラストレーター歴12年の人に追いつくことなんてすぐにはできません。
しかし、このクオリティに到達しないといけないのでは?という強迫観念みたいなのも生まれたりして、時折心がヒュッとなったりします。
OSUK2さんが淡々と「上達には努力が必要」といった言葉も、時に途方もない旅に出てしまったような不安も感じます。
(しかし同時に「きちんと休め」とも言ってるあたりが日本と韓国の文化の違いでしょうか)
不安は自分の中で折り合いをつけて、希望を持って続ける事が必要なんだろうなと思っています。
めちゃめちゃ眠い
淡々と講義が進む、ということは眠気との戦いでもあります。
私は15分くらいで眠くなります。
ただ体力がないのかな?という気もしたので、最近ウォーキングを始めました。
Coloso.の魅力は、堅実な動画。
Youtubeによくある早口でまくし立てるようなことも、効果音でわかりやすい感じを出すこともありません。
過剰な演出などはこれからもないことを願います。
眠いのはこちらの責任なので、一時停止して寝ます。
このようにColoso.に対しての期待と魅力と、不安をお話しました。
個人的にはColoso.おすすめです。
なのでもしも悩んでいる方はぜひ1つ受講してみてはいかがかなと思います。
※次からは個人的なメモみたいなものなので、Coloso.の魅力を知りたい方は読まないで大丈夫です。
成人女性が慣れないイラストを描く、どうしようもない動機が知りたい方はぜひ。
読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
イラストを学ぶ目的(個人的なメモ)
とはいえ2万円近い講座です。支払いには勇気が入りました。
自分の中で「なぜイラストを学びたいか」整理すると以下の3つの理由があります。
速く描きたい(もう年だから)
1枚でも多く作品を作りたい、そのためにはコツを早くつかみたい。
早く作品を出したいし、そのために速く描けるようになりたい。
若ければ独学で頑張ったかもしれませんが、もう考え方にクセもあるし、自分で修正は難しいと3ヶ月試行錯誤して気付きました。
説得力のあるイラストを描きたい(人に伝えたい)
絵はコミュニケーション、ということを講座でも言っていました。
下手なイラストでも魅力的に見えるときは、作者と感性が合ってるか、周辺情報(コンセプトが書かれた文章や宣伝など)に共感したかどちらかだと思っています。
NFTアートの世界では下手ウマな方もガンガン売れていて(失礼)、それは作者自体の人柄やコンセプトに共感してると推測してます。
私はクリエイティブ内気さんで、宣伝や自己アピールはめちゃめちゃ苦手です。
それなら画力を上げる方向に持っていき、イラストの魅力をアップしたいと考えました。
妄想を正確にアウトプットしたい
猫を描くのも好きなんですが、表現に限界があることもわかりました。
私が真に描きたい妄想はBLなので、これを猫で表現しても自分が不満で、そしてなかなか読んで理解してくれる人も少ないこともわかってきました。
(とはいえ猫で漫画を描いてるのは自分の気持ちを収めるためです)
私は別にコミュニティを作りたいわけでも、自分の猫キャラでグッズを作りたいわけでもない。
イラストを描き続けてる一番の理由が妄想の具現化であることを自覚したとき、自分の中で衝撃が走りました。
お金にならない自己満足の虚構世界を作りたい欲望を抱えた成人女性。
人間というのはいくつになっても欲があふれ出るものなのですね。恥ずかしくなりました。
とはいえ、こんなにも絵筆を走らせたい衝動に駆られたのは久しぶり、いや人生で初めてかもしれません。
若者の時と違うのは課金すればなんとかなるかもしれないという、度胸でしょうね。
本当ならばデッサン教室などに通って双方向で教えを受けたかったんですが、近くに見つからず。
coloso.にお世話になることにしました。
(なけなしの貯金からチャリン)
結局は妄想を具現化したい、変態みたいなこと言ってしまいましたが、
イラストがうまくなることで稼げる世界もあるんじゃないかなとも思ってます(こっちは目標がぼんやりしてます)。
結局は自己愛と金、欲望しかありませんね。
自分への投資です。
この受講がどのような結果になるか、またはなにも生み出さないか。
ご興味のある方はフォローなどしていただけると、今後の経過報告の活力になるのでぜひよろしくお願いしますm(_ _)m