大逆転裁判1&2をやり終えたぞ!(感想です)
長く…………そして短かった。
一貫して「友情・努力・勝利」の物語だったように感じています。
すごく面白くて、同時に「自分にとって正しい道とはなにか」を考えさせられる物語でした……
【全体の感想】
最初は本当にどうなることかと思った。
逆転裁判は以前からやっていたことと(1〜3)ゴーストトリック、レイ逆のファンなのでシナリオに対する不安は一切ありませんでしたが、1章で好きになったキャラを即殺される流れは千尋さんを思い出し……同時に、果てしなく虚しいものを感じてしまったので、全部やり通すと決めてはいたものの不安を抱きながらプレイすることになりました。
ゲームをプレイする上で「好きなキャラクター」の存在は大いにモチベーションに関わると思っており、その上で亜双義さんの死はかなりショッキングだった…(だからこそ、その章で面白くて知名度も高く人気も出やすいホームズさんが登場するのでしょうが)
結論としては本当にこのゲームと出会えて良かったと思っています。
シナリオの内容が前編後編であることを伏せて発売されたことには是非が問われているようですが、総じてプレイした感想としては「1と2で全体の雰囲気の毛色が違いすぎるので、安易に前編後編と売り出しにくかったのではないか?」って感じです。(続編あるよって確約は当時出すべきだったのかな?と思いますが)
具体的にいうと、1は「コメディ感を強めに、レイトン教授VS逆転裁判の系譜で英国風味を増したもの」(特にレイ逆・逆転裁判2に近い印象)
2は「1の伏線を一気に回収した、シリアス強めのもの」(特に逆転裁判3に近い印象)って感じでした。
どっちも魅力があって、甲乙つけ難い……だからこそ通してプレイすることが推奨されてるのかな?と思います。私は1の「英国に立った途端、自分にとっての正義を問われる=新天地に立った上で決断を迫られる」というイベントや、それに対する龍ノ介くんの決意や成長があったからこそ、法廷で真実に辿り着けたと思っているので、1のメグンダルを巡る事件がものすごく大好きです。2の龍ノ介くんはかなり完成された存在になっていて、成長を頼もしく思うと同時に1の頼りなさや成長っぷりをしみじみと思い出して感じ入ってしまった……
逆転裁判シリーズで一番好きなのが3なので、2に似てると感じた1が結構好きなのは自分でも予想外でした。どっちも大好きだ……
また、このシリーズを通して徹底されていたテーマが「信じること」であるのは明白ですが、同時に重視されていたのが「関係性を一辺倒にしないこと」かな?って考えさせられちゃいました。
このゲーム、「ふたり組」の関係性が豊富すぎる。相棒から擬似家族まで……
だからこそ、かつての相棒が検事席に立つことの衝撃は大きかったし、何を信じるべきか強く感じさせられる作品になったのかな……と感じさせられました。
あとここまでめちゃくちゃシリアスに感想書いてますが8割くらい萌え♡って気持ちでやってました。関係性萌え♡
全体の難易度もちょうど良くておもしろかったです!考察もものすごく楽しかった……最後の証拠品めちゃくちゃ多かったけど、候補となるものはそれぞれ少なかったので苦戦しなくて良かった!ほとんどノーミスで行けたのが嬉しかった……
(2-5の進行途中で書いた真相考察ポイピクです、半分当たって半分ハズレでした)
最後らへんのラスボス討伐総力戦的なのもとにかく激アツでずっと(泣)(泣)(泣)(泣)(泣)になってました 数奇な運命が様々な人物を結びつけて歴史を塗り替えるの素晴らしすぎた……
【キャラクターに対する感想】
1のときはふせったーでやったのですが(下記リンク)それやってたら4000字飛びました
逐一ちまちま書き直しますとも……(泣)(泣)(泣)(泣)(泣)
・龍ノ介くん
成長する主人公であり、芯はずっと変わらない主人公であり、敢えて「無関係」の主人公だったという印象です。
新しい風を吹かせ、私情を入れすぎず、真実を追求する立ち位置として「無関係」ってすごくリスキーながら、全く事情を知らないプレイヤーを感情移入させやすく、同時に「事情を知らないながらも依頼人を信じ抜く」という龍ノ介くんの精神性の高潔さを更に強調するのに最適な要素だと思います!
なので、プロフェッサー事件には一切関係ない身でありながら、亜双義さんにたまたま演説で勝ったことから、予想だにしていない運命の濁流の中に飛び込んでいくことになる……という境遇がものすごく味のあるものでした。
成歩堂くんのご先祖ではあるのですが、彼と似てるなあ、と強く感じさせられるところと感じさせられないところがあって、特に一番違うな、って思ったのが「引きずりがち」と「そうでもない」ってところでした。
無印の方は元々過去の経験から、そして御剣検事の運命から弁護士になることを決めるし、御剣検事が検事になること解釈違いだったりして、過去の御剣検事に囚われてた一面もあったと思うのですが、龍ノ介くんは亡くなった(と思ってた)亜双義さんの意志を継ぐと言いつつも、検事になった亜双義さんに対して結構サッパリしてるというか、正しい道でなければ止める、って感じで接し方がだいぶ違うように思えたんですよね……
幼馴染と、成人してからできた友人、っていう違いもあるのかもしれませんが、龍ノ介くんは過去に囚われすぎてなかった、すぐ切り替えられる強みがあったように感じました。(過去に囚われ枠がたくさんいるのもあるのだろうか……)
具体的には2-5の裁判パート全般の彼が好きなのですが、2-2くらいで「アイツの真意はもしかしたら他にあったのかもしれないって思う」的なこと言ってたのが好きすぎます 自分の信頼まで疑えるの強すぎる
あとなかなかの無礼っぷりだったり心読まれがちだったり、クローゼット芸を十八番にしようとしてたり、スサトさんに対してなかなかうまく振る舞えなかったり……情けない一面もしっかりあるのが良かったです。そういう宝にオタクは萌えるので……
シリーズを通した成長性があまりにすごすぎて、終盤はやや置いていかれそうなのを必死で追いかけていました!強すぎるし格好良すぎるよ……
・スサトさん
かわいい!かっこいい!頭いい!!強い!!!!!!麗しい!!!!!!そして……女男。(え?)
今までゴーストトリックや逆裁をプレイして、タクシューさんの書くヒロインといえば強気で天然で愛嬌満点、イケイケゴーゴー!っていうイメージだったので、その偏見を一気に逆転された形になりました。
2-1で男装して出てこられた時気が狂うかと思った。本当にありがとうございます。画集を踏まえてあの裁判は「信頼する友人を弁護する」という構図として龍ノ介くんとも亜双義さんとも同じ立場に立っていたわけで、スサトさんがエンディングの結論に至るまでに大いに関わってそうだと感じました……
龍ノ介くんが挫けそうな時、辛い時はいつも支えてくれるうえ、たまに先手をとってくる強さ……敵いませんとも。
亜双義さんとは幼馴染っていうのが萌えだったし、それでいて恋愛関係にならないのが勝手にすごく嬉しかったのでした スサトさんから亜双義さんに対する感情って恋慕ではなく尊敬だろうなあと思っていたし、亜双義さんは呼び方からしてそういう目で見ることはなかったように感じる これ全部私の勝手な妄想です
ホームズさんが気絶した時に、代わりに決めポーズする時の彼女、とてつもなく可愛かった……所作の麗しさと時折出るおてんばな可愛さがヒロインとして魅力的すぎました。バスカヴィル関連で勝手に不安を抱いていたのですが全然大丈夫だった。スサトさん……Love forever.
・バンジークス検事
萌え萌え♡ドジっ子♡天然無知検事♡
すみません殺さないでください
冗談はさておき、「最初は怖いけどどんどん愛着湧いてくるキャラ」としてあまりに良かった。なにより描き方が良かったなあと思ってます。
ちょっと描き方好きすぎたので図にしました
これから亜双義さんの項目でも語りますが、二人とも「死者に魂を囚われてる人」である上で、その描き方が全く違うのが魅力だと思っています。
バンジークス検事は、最初は敵対的で恐ろしく、ワイン投げ割りを茶化すくらいでしか恐怖を軽減できなかったのですが、次第に言葉の刃を交わすことで「この人もしかしてマジで面白いのか?」的な気持ちを引き出すのが上手く、また検事室の調査で「やっぱり面白い人だし、死神関連もあって悪い人じゃないでしょこれ!!!」とプレイヤーが感じさせられた時に、1-1で守ってくれた亜双義さんが彼に対し物凄い敵意を向けてくる……
ここで「自分は旧友を信じるべきなのか?」「見てきたものを信じるべきなのか?」と問われる構図があまりに上手い。敢えて私怨も〜りもり(ドナルド)な亜双義さんを検事側に置くことで、自然に亜双義さんを敵視し、バンジークス検事を弁護したくなってくる。イヤ〜〜〜ここで私みたいなプレイヤー(やや盲目的)の視点ロックを解除するのがうますぎる。本当にうまい。
その上で、従者だった描写を混ぜたり、検事室で亜双義さんの従者エピソードを聞くことで「その時うまくやれてたなら今後も上手くやれるんじゃない?」的な印象を無意識に抱かせるのもうますぎる。
すみませんバンジークスさんの項目なのに、プレイヤーの信頼の変遷に関する演出が巧みすぎるって話が多くなっちゃいました。
バンジークスさん……やっぱり、萌え萌え♡ドジっ子♡天然無知検事♡かも……なんか色々周りの人たち教えてあげてよって感じだし……銃無くすのも拾っちゃうのも素なのか……ドビンボー博士との関係もグッドでした。龍ノ介くんと亜双義さんとはまた違った、「弁護したい気持ち」があったように思えます。検事側だったけど。
必要とあらば演じるほかない、って自己犠牲精神がまた…ていうか演じてたなら「死神っぽくするか」ってマント羽織ってたりしたのかな 良いな
余談ですが、後半に行くほど彼のテーマの「デェェエエン」が鳴るたび笑っちゃってました この曲も死神っぽいかなってチョイスしたのかな……多分メグンダルが燃えた時バンジークス検事もグレグソン刑事も「なんで?」ってなってたんだろうな……あのアニメの裏側面白すぎるな……
・ホームズさん
頼もしすぎ
タクシューさんの描く「頼もしさ、探偵としての天才性」の中に「先手を取ってる」というものがあると思っています。
レイ逆のレイトン教授もそれに該当していて、ただレイトン教授は普通にあらゆる方面で頼もしすぎたのがちょっと惜しくて……
だから共同推理や日常のアホっぷりで愛嬌やダメさを描ききり、存分にプレイヤーが面白頼もしい変な、でも愉快で信用できる探偵だな!となったところで
「遊びはナシだ。」
いや枷外す演出うますぎンゴねえ〜〜〜〜〜!?!?!?!!!!!???!?(感嘆)
勝手な妄想なのですが、ホームズさんの描き方ってレイ逆を踏まえたものが存分にあると思っていて、特に共同推理はレイ逆でも組み込みたかった要素なのではないかな?と感じてました。
しかしレイトン教授は人間ができすぎており、ボケボケになったところをツッコミにくいキャラクター性……
だからこそ、ホームズさんの「普段ちょけ、いざという時はやるタイプ」というのはシステム面でもシナリオ面でも最高のキャラ付けだったのではないかなあと思ってます。彼の存在に救われたところ多すぎる。探偵、サイコーすぎ。
アイリスちゃんとの擬似家族好きすぎなので画集で見られて嬉しかったです!父の日とか泣きすぎて死ぬのではなかろうか……
マダム・ローザイクの館で倒れた後2フレームくらいで立ち直るシーンがめちゃくちゃ好きです。なんかこの人のモーション全部面白かった。ホログラムで現れた時面白すぎた。出るたびバンジークス検事ビビってたし……
・御琴羽教授
今明かされる衝撃の真実ゥ〜!(真月)悠仁って友人なのはわかってましたがワトソン教授との友人だと思ってたよ……
ずっと頼もしい存在だしずっと味方だったので疑いたく無かったのですが、本当に疑わずに済んで良かった。デザインが神すぎる。和装と洋装の印象変化を存分に生かした神デザインすぎます。
アイリスちゃんのところへ訪問したパート全部面白すぎる。ホームズさんは再会だからって嬉しすぎてちょけすぎだし。
相棒になっておふざけなしで推理やるところも最高でした。タップダンスカッコ良すぎ!!!!あと声が良すぎてずっとドキドキしてました。
この二人も龍ノ介くんや亜双義さんとは違った相棒としての良さがありますよね。主人公勢は刃を交わし、彼らは共にダンスを踊る……しかしどちらもスーパー仲良し!そんな関係性、素晴らしすぎる……
エンディングのふたり本当に面白かったです。あんな親友関係を築きたいものだ……
・アイリスちゃん
今明かされる衝撃の真実ゥ〜!(その2)目の色で親予想ダービーしてたのですが、普通に外れました。これ今後のバンジークス検事がどう接するのか気になりまくり。
ずっと可愛くて頼もしくて、さながら少女性とあどけなさが可愛らしくて、天才的な一面と幼い一面が可愛らしく同居していた子でした。デザインも最高にかわいいし口調も声も可愛いし かわいいをぎゅっと固めた女の子すぎ
なんか1終わった時に人造人間の可能性を疑ってたので、人造人間じゃなくて良かった。観察眼や意志や信じる心がずっとすごいっていう描写の中で、お父さんのことを知らなくても良いって結論に至れたのが本当 ホームズさんとの人生の積み重ねを感じますね……
様々な人の想いを託されて生まれた子なので、これからも健やかに幸せに育って暮らして欲しいです 幸あれ……永遠に……
・ジーナちゃん
1の感想で刑事になりそうって言ってたら本当になったし、すごい大活躍っぷりだった……
おそらく彼女は「一度人を信じきれず悪い道を走ってしまったけれど、そのような人でも正しい信念があれば新しい道を進むことはできる」的な……10年前の事件に対して罪を償わない、また繰り返す者たちに対するメタファー的立ち位置だったのかな?と思いました。
グレグソン刑事の行動は正しいとは決して言えないけど、彼から学んだ精神で彼女はここにいるわけだし……
お供のワンちゃんと一緒に事件を追ったり、装填が早くなったり、連行に慣れたり、様々な経験から大いに成長して正義を今後も追っていくことになったのですから、グレグソン刑事の遺産であり、今後のスコットランドヤードの希望でもありますよね また、無知であることが救いであったりとか、それでも知って乗り越えなければならないことがあるとか……
ひとりに背負わされてる要素があまりに多い……
これから彼女にとってかなり辛い日々が続くと思いますが、もうめちゃくちゃに応援したいです そしてまた、刑事魂を多くの人に引き継いでいってほしい……
なんかジーナちゃんについて考えすぎると辛いものがあります
・グレグソン刑事
なんていうか、「継ぐ人」って感じでした
キャラクターの立ち位置として、後世へ継ぎつつ、汚点は自分が引き受ける的な……そんな感じ。
行動の是非やらパリ渡航後どうするつもりだったのかやら、告発する気は無かったのかやら……色々聞きたいことはたくさんありますが、そこを「彼の部屋に大切にしまってあった古い写真」ですべて掻き回し、複雑な味を醸し出す……たった一つの証拠品の有無で、彼に対する印象が一気に変わるように思えます。プレイした後、どう言った信条で行動していたのか最も考えさせられるキャラが彼かもしれない。死者は黙して語らず
刑事としてどうあるべきだったのか断定はできませんが、バンジークス検事は彼の行動によって心を救われていたところもあるわけで……だからこそ、生きて全ての結論に辿り着いた上で、刑事としてどうするのか本当に知りたかった。惜しい。
・ヴォルテックス検事
良いキャラだった……良いキャラだったな〜〜〜
いやマジでムカつきまくったのですが、「司法のためという大義名分を掲げながら、その実自分本位で地ならしを行っていた、結局自分の手では何も成さず、何も成せなかったキャラクター」っていう設定があまりに見事すぎました。
殺しですら慈獄判事に撃て撃て言って……自己保身の塊すぎる。
彼の思想や〈死神〉の是非は倫敦住民でないのでどうこう言い切れないのですが、いややっぱカスや。という結論に至ります。正当な方法で犯罪を減らすのが最高に決まってるし、そのために頑張ってた方々もヴォルテックス検事に処分されたと思うとやっぱりカスや。カスなのや。
ラスボスとして相応しい立ち位置でしたし、もしやラスボスでないか?と疑い始めた時に裁判長の席にいて「おろせ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」って叫んじゃった 判決どうするのか気になってたのですが、いつもの裁判長がやってくれて嬉しかったなあ……
偉大で強大に見えて、周りの力で成り立ってるだけの虚像だったのがあまりに美しかった。素晴らしいラスボスです。
・亜双義さん
やっぱり彼のことを知らなかったし、知れてよかったです。
復讐者が好きなのですが、その理由として各々どういう信念を掲げてるのか、またその是非について問われた際どう動くか……みたいなキャラクターの思想が深掘りされるところ……また、そこから解き放たれた時どうするのか……という未来性に魅力を感じているのがありました。
だからこそ亜双義さんが10年の怨嗟を秘め、法廷に立ち、それを爆発させた時。1のときの頼もしさから、一気にピエロっぽく見えた時。
「いやこれどう扱われるのかな……」
って一瞬めちゃくちゃ不安になりました。
復讐心に対する描き方はゴーストトリックで感服させられていたので問題はないと信じてはいたのですが、彼の恐るべき執念に対して周囲がどう判断を下すのか、ものすごく気になってしまって……
だからこそ、親友である龍ノ介くんが止めて、バンジークス検事が許容する、という流れが本当に……綺麗だった。
様々な関係性を描いてきた大逆転裁判ですが、それぞれの矢印や視点、経験から判断力まで異なるわけで、そこで「亜双義さんと別種のバディを組んだ」ふたりが各々の判断を下すのが……彼の復讐心の決着として、あまりに最高の終わり方でした。
元々1の頃から猪突も〜しん🎶も〜も〜しん🎶(矢吹可奈ちゃん)なのは知っていたし、熱が入ると結構強気に行くなあと思っていたので、検事として登場してからの行動には驚いたものの納得しっぱなしでした。
一方で一度「疑わざるを得ない」状況になった時の冷や汗がエグくて、「信じたいけどこれ真実がアレだったらどうしよう……」と「真実を追求する恐怖」を実体験できたのが良かったです。
これでも描いたのですが、結果的に好きな要素があまりに詰め込まれたキャラだったというオチ……
1に比べて大いに人間性が増し、彼の心に潜む悪魔についてまで知らなければならなかった訳ですが、知ったからこそ親友になれた……そんな気がします。(勝手に)
検事の道を選ぶのが本当に嬉しい!彼の観察眼とか抜かりなさとか検証力とか支援力とかは、弁護の道より検事の道の方が相応しいように感じてならないのです。
彼が秘密だらけの1-1で放った真実の一つである「信じる心の大切さ」を、龍ノ介くんが引き継いで、そして彼から再び教えられ、友同士共に信じあう……
健やかで美しく堅実な友情物語を見られて本当に良かったです。
いやマジで1-2で終えなくてよかった マジでショックだったので、彼の全てを知ることができて良かった。亜双義さんのこれからの人生に幸多からんことを……
・キャラクターの魅力と感動のひとしお
やっぱり、通してプレイすることでキャラクターのことを存分に知ることができて……一文一文から考えさせられるノベルゲーム、サイコーです!
亜双義さんとバンジークス検事の対比構造が特に好きだったので、noteであらためて書き直して良かったかもしれません。(ふせったーだと画像貼れない)
複数の人間模様が積み重なって出来た悲劇、そして喜劇を見届けられて本当に楽しかった!かなり思い出深いゲームになりました。プレイできてよかった……
ホソナガ刑事が密かなMVPのひとりだと思っています。彼がいれば今後の日本の司法も安泰な気がする。女王がいれば英国の司法も安泰な気がする。なんだか……素晴らしい人たちが、今後とも素晴らしい活躍をしてくれと願いまくり!
感情を大いに揺さぶられたのも、キャラクターたちみんなを好きになれたからです。様々な方々の尽力あってこその素晴らしい物語だったと思います。やれてよかった……
おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございました!長々と読みづらい文章を書き連ねてしまい申し訳ありません。
もし大逆転裁判のファンの方が読んでくださっていたら……あなたたちの尽力で知ることができたと、お礼を言わせてください!
「1&2は続けてやるべきだ」とネットで死ぬほど言ってくださったみなさんのおかげで最後までやれたまであります。
亜双義さんショックがね……大きかったのでね……
本当に、本当に様々な方面に感謝を言いたい気分です!楽しかった〜!
では最後にお決まりの言葉で締めようかと思うのですが、異議を唱える案件が見つからないな……
ん?
これ(8割)アソーギ・ファイルらしいです
………………