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ポメラ日記 2020年3月24日(火) 寒さしか記憶にない


ささださんがよんださんを乗せてルンバを回してみていた。
よんださんはびっくりした顔をしていたが、あまり怖がってはいないようだった。

昼間の記憶が揮発している。
とても寒い日だ。寒いよー外に出たくないよーといいながらしぶしぶ散歩にでたことしか覚えていない。

ぱんださんを迎えに行ったら、公園に行きたいと言われる。
とても寒かったが、よんださんの防寒はしていたため、まあいいかと公園に足を向けた。
途中で、大きな犬を連れた老婦人二人が先を歩いていて、その灰色でふかふかの犬にぱんださんが「わー」と近づく。
ダメだよ、と慌てて強く止めた。
幸いお犬様も老婦人たちも温和な方で、快く触らせてくれる。きちんと、「声を掛けてから近づかないとダメよ」とも言ってくれた。
わたしも触らせてもらって、しゃがんだ拍子によんださんもお犬様にぺろりと舐められていた。よんださんはびっくりしていたが、怖がってはいなかった。ルンバと同じである。もしかしたら、怖がるまえに情報がキャパシティオーバーしているのかもしれない。
老婦人たちに優しくしてもらって嬉しかったのか、ぱんださんは一生懸命彼女たちにしゃべっていた。
ピンクのつよい枝垂れ桜が咲いており、
「さくらはねー、おかーさんの、すきなはななんだよ!」
と教えている。その通りだがちょっと恥ずかしいな。
いっぱいおしゃべりしてくれたから、と老婦人たちは、いちごの飴をぱんださんにくれた。角の丸い三角の、なつかしい飴だ。
公園について、飴を口に含んだぱんださんは、
「これ、どうやってたべるの」
と聞くので、舐めて小さくするんだよ、と教える。
途中で、
「かんじゃったよ」
と口の中を見せてくれた。

公園は死ぬほど寒く、わたしはささださんにslackで「かえりたい…」とだけ言い続けていた。


帰宅して寝かしつけまでに、疲労のあまりおかーさん業をやめがちだったような気もするが、それも記憶があいまいである。

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やきとりい
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