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ポメラ日記 2021年4月20日(火) いつかはわたしがさよならなのだけど(断乳の話)

いつかはせねばならない、断乳。
いわゆるおっぱいからの卒業だ。
よんださんももう1歳と7ヶ月。早い子はとっくに済ませている。

最近の育児の主流の意見としてはとくに卒乳(ともいう)を急ぐ必要はなくて、母親が負担じゃなければ本人が納得いくまで吸わせててもいいんじゃなーい? 負担なら離乳食から十分栄養取れるようになったらいつでもいいんじゃなーい? という感じだ。

そしてよんださんと私の場合である。夜中の授乳はしない、朝起きての授乳は夜が明けてから、というルールであることもあり、それほど負担というわけではない。それに、おかあさんをよんださんに独占されたくない(というか自分が独占したい)ぱんださんも、授乳中ならばしかたない…という感じで遠慮してくれるため、よんださんと私がマンツーで触れ合える貴重な時間でもある。

でもそろそろかな、とは思っていたのだ。というのもこの「夜が明けてから」ルール、夏に向けてどんどん夜明けが早まっているいま、午前5時前に叩き起こされるようになってきて徐々にしんどみが増してきたからだ。

そんな折りのさきほど、深夜0時。
ムクリとおきたよんださんは、「おっぱい…」と呟きながらあたりを探した。夜中なのでわたしは「ねんね」と声をかけて布団へよんださんを戻す。
しかし母親の声がしたことと、ねぼけていたことで、よんださんはおっぱいにありつけると錯覚したらしい。その瞬間、めちゃくちゃな多幸感がよんださんの全身から放たれた。寝室の暗闇でもわかった。よんださんはうふふ、と声をだして、吸い付く先を探す。あれこっちかな、こっちじゃないのかな、あ、この体勢がおひざのうえではいるんだった、こっちでしょ、ちゅっ…ちゅ…っ…んん…? ん…ちゅ…っ…すやぁ……(入眠)。

やば可愛かった。
この先の親子関係で、わたしがよんださんに授乳以外でこんな多幸感を与えることができるだろうか。できない、と思ってしまうくらい、幸せそうだった。

いつかは、そう遠くない未来にはしなければならない、断乳。
しかしわたしの心の準備的に、まだ、できそうにない…。

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やきとりい
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