『ルビィのぼうけん インターネットたんけん隊』 より、インターネットの安全について低年齢子ども向けの解説を書きました
子ども向け解説こちらです:
長引く外出自粛要請の事態を受け、利用機会の増える子どものインターネットの安全を守るため、できることはないだろうかと考えて、ほんの少しだけ行動しました。
できるだけ低年齢や読みの苦手な子に標準を合わせているため、分かち書きを採用しています。少し年齢が高くなると読みにくいかもしれません。適宜読み替えたり、口頭で補ってください。
先日、編集さんに「子どものインターネットトラブルが心配なんですけど、インターネットたんけん隊とか無料公開できませんかねー、解説記事なら書くので...」とご相談したところ、「今ちょうどそれ社内でも検討してたんですよ」と返ってきたのでした。翔泳社のご高志と、公開を快諾してくれた原著者のリンダに感謝いたします。(もしかしたら今後、もっとまとまった形で翔泳社から本文が一部閲覧可能になるかもしれません)
※2020/04/14追記: 一部無料公開始まりました! 5/11 まで
申し遅れましたが、わたしは鳥井雪という、『ルビィのぼうけん』シリーズを翻訳をしたプログラマーです。趣味は育児日記です。
解説記事(こちらのリンク https://note.com/yotii23/n/n128790e79113 )に関しては、
家庭内、および教育の場での無償利用の場合、プリントアウトOK
です。お値段つけて売るのでなければだいたい大丈夫です。
ある程度の年齢以上の子どもが家にしかいられないなら、子どもにはインターネットがあった方がいい、とわたしは思います。
どんなにいい家族がいても、家族だけでは子どもには足りない。保護される/するの関係を離れた、「仲間」や「居場所」がとても大切だと、わたしの、まだ3歳の第一子をみていてもそう思います(3歳はまだネットデビューには早すぎますが)。
それから、図書館に行くのさえ難しい今、自分の興味を満たし、新しい世界へと向かうのもまた、親からの知識だけでは限界があります。
家にいながらその場所や知識にアクセスできるのが、インターネットです。しかし、だからこその危険もまた、子どもたちを待っています。
二人の子をもつ親として、これからの子どもが、インターネットの世界に、安全でより良いかたちで参加してくれることを祈っています。デマや悪意におびやかされず、自分の居場所をつくり、可能性を広げてほしいと思っています。
ある程度は親のコントロールも必要ですが、最終的に子どもを守るのは、その子の知識と心がまえだと思います。『ルビィのぼうけん』シリーズが、その一助となりますように。
以下参考に
『インターネットたんけん隊』翻訳出版時の記事:
買ってくれてもいいんですよ: