ポメラ日記 2020年4月10日(金) 日々の野の花
BRIOの木製のレールを敷いて、ぱんださんが街を作る。
昔よりはずいぶん上手くなったが、まだ飛行場と線路の関連に誤解があるようだ。
その後、テレビを見始めた後に、保育園の同じクラスの保護者たちでzoomをやってみた。久しぶりの保育園のクラスのこどもたちは、興味津々のぞき込んでくる顔もいれば、おもちゃを見せてくれる子もいる。
ぱんださんは、なぜかとてもナーバスになり、「てれびがみたい」としか言わなくなった。
どうも楽しめない気持ちだったらしい。
そういう時もあるよね、とテレビの再生を再開し、テレビを見ている横顔だけを映し続けた。わたしは時々雑談に参加していた。
ちょっと試行錯誤感もありぎこちなかったけれど、なかなか楽しい時間だ。
終了するときに、他の子から「ぱんだちゃん、なんのてれびみてたんだろうね」という声が聞こえた。
ディズニーデラックスだよ。
天気が良いので、卵サンドをぱんださんと作る。
おにぎりも握り、甘いお豆と、ミートボールもいれて、適当お弁当の完成だ。
ささださんとよんださんと、いつもの場所にピクニックに出かける。レジャーシートや水筒などの用意も慣れてきた。
食べていると、いつもは人気のない場所に、虫取り網と籠をもった少年と、その保護者のおじいさんが現れた。
少年の籠には白い蝶が二匹、入っている。
「蝶がいるんだよ」
そういって、ぱんださんに蝶を見せてくれようとする少年の肩を、おじいさんがぐっと抑えて距離を保たせる。ぱんださんがちょっと離れて籠を、興味深そうに見ている。
少年は、どうして? と少し居心地が悪そうにしていた。
すぐに少年とおじいさんは去って行き、誰もいない草むらで、しばらくぱんださんと階段を上ったり、鬼ごっこをしたり、だるまさんがころんだをしたりした。
春の野にいる子どもは、野の花や蝶とおんなじように、陽に当たってまぶしい。
家に帰って部屋遊びをする。
恐竜のフィギュアをひろげてごっこ遊びをしている間、よんださんも一緒に座って恐竜のフィギュアをくわえており、少し「一緒に遊ぶ」という感じになってとてもよい。
よんださんは、ぱんださんとわたしがデュプロで作った家にとても興奮して、お座りの姿勢から突っ込んでいって破壊しかけていた。
そういえばぱんださんの創造性が、基本セットのデュプロの数を上回ってきたので拡充したい。
レゴへの移行は、よんださんの十分な成長を待ってからだ。
夜にささださんがSwitch版「マリオカート」を家に導入し、ぱんださんも初めて遊んだ。
小さい子や初心者でも遊べるモードで、ぱんださんやわたしでも遊べる。ぱんださんは水の中に入るコースが気に入ったようだった。
バーチャルでも、「どこかに行く」という体験ができるのは、ぱんださんにとって今、いいことかもしれないな、と思った。
自分でこっそり持っているウェブアプリのドメイン設定が切れていて、明日たくさん使われる予定だったので、よんださんの授乳をしながらドメイン設定のやり直しなどをした。すぐに直ってよかった。
読んだ本は
『かずくらべ』
『エメラルドのさがしもの』
『ひょっこりひとつ』
でした。