ポメラ日記 2020年4月7日(火) ピクニック・マニア・ファミリー
自主休園一日目だ。
ぱんださんは、寝る前に話したことを覚えていて、「こわーいかぜが、ひろがってるから、おやすみなんだよね」と起床一番に聞いてくる。
いつもより目覚めが早いのは、土曜日曜になるとぱっちり目が覚めるのと同じ現象だろう。
この先お休みが続くので、着替えなどはしっかりしようと、自分とぱんださんの着替えをしてから朝食を摂る。
保育園にしばらくお休みする旨、お電話する。
自主休園の家庭も多いのか、保育園も「はいそうですかー登園再開する前の日くらいにお電話くださいね」というノリであった。
その後、子どもを一時ささださんにお願いし、会社の久保さんとオンラインミーティングで話し、育休の延長を決める。とりあえずGW明けに登園再開見込みで動くことになった。
台東区に諸条件を問い合わせたりと、ばたばたうごく。
あいまによんださんを授乳する。
よんださん、朝の八時九時あたりが一番よく寝ている感じがして、すでにねぼすけの予感。
できるだけぱんださんがテレビ漬けにならないよう、さまざまに手を打つが、まあテレビに頼ることも多い。
ベネッセが配信するオンライン幼稚園を見てみる。
しかし、ぱんださんは、なぜかテレビを見て踊るのをいっさい拒否するのだ…なぜだ…。
天気が良いので、外でお昼ごはんをしようと、お弁当を作ることを思いつく。
ぱんださんとおにぎりを握り、卵焼きの卵を割ってもらって、いっしょにお弁当を作った。よんださんにもレトルトパウチの離乳食のお弁当だ。
ささださんを誘い、日光あたる人気のない場所でレジャーシートを広げる。
よんださんに離乳食をあげている間に、ぱんださんは甘い味付けの卵焼きをあらかた食べ尽くしてしまい、ソーセージ一本とカボチャとおにぎり少しがわたしの取り分であった。
でも、ささださんが日光にあたって嬉しそうだったので、よい思いつきだと思った。
できるなら明日もやろう。
天気が良い日はいつでも、外に出て、誰もいない場所でいっしょにご飯を食べよう。
社会からすこし遠のいても、いま、わたしたちはそういう家族でいよう。
この戻らない春の日々に。
ささださんは仕事に戻り、ぱんださんとストライダーを乗り回したり、途中で転んでテンションがだだ下がりしたり、絆創膏を貼ったり、トイレに慌てて戻ったりした。
ぱんださんが小さな花を摘んだので、コップにいれて飾った。
二つ摘んだ花のうち、一つは次の日にはしおれていた。
夕方、ぱんださんはいつもと違う日にぐずぐずになってしまい、「おかーさーん」となっていた。わたしは途中でちょっとキレていましたとさ。
読んだ本は
『すてきなボタン・シャツ』
『ビーズくん』
でした。