見出し画像

【目無しなし】麻雀の大会をポーカーみたいなシステムでやってみたい【ぜったい流行る】

目無しは辛いよ

 おはようございます、ヨーテルです。

 今回は、目無し問題を解決する麻雀大会のシステムを思いついたので書きたいと思います。


 まずは目無し問題について軽く解説します。

 目無しというのは、麻雀大会において優勝確率がほぼ0%の人のことを指します。

 従来の麻雀大会の仕組みでは、目無しは必ず出ます。そして目無しの人が放銃して優勝者を変えてしまったりすると「目無しはおとなしくしてろ」と言われてしまうことも。

 とはいえ、目無しの人が降りても追いかける側が有利になるだけで、逃げてる側に不公平じゃないか!という考えもあります。

 じゃあ目無しはどう打てばいいんだ!と言うのが麻雀における目無し問題です。

 ただ、そもそも自分が優勝できないにもかかわらず、麻雀を打たなければならないというのは結構辛くないですかね?

 Mリーグやタイトル戦の決勝などは、まだ観客がいるからマシです。目無しは目無しで立派に打つ姿を見せるぞ!などモチベーションもギリギリ保てるかもしれません。

 問題は大会の予選最終戦、15万点トップを取らなければ通過できないみたいな状況です。これは中々に厳しい。ただただ半荘1回辛い思いをすることになります。

 目無しになったら帰りたい!


システム

 今日紹介するのは目無しが帰れる最高の大会です。

 仕組みはポーカーの大会を参考にしました。

 ポーカーにはトーナメントという大会形式があるんですが、これが非常によくできています。

 ポーカートーナメントの仕組みをざっくりと説明します。

1.参加者全員に同じ点数のチップが配られる

2.ポーカーを行いチップが0になった人から敗退

3.最終的に全てのチップをかき集めた人が優勝

4.優勝以外の順位は敗退した順番で決定する

 このシステムの素晴らしいところは、目無しが絶対に出ないところです。目無し(持ち点0)になったら敗退するからですね。

 そこで、この仕組みを麻雀大会にも応用できないかと思って、新しい大会のルールを考えてみました。

 この大会システムは、ポーカートーナメントの麻雀版です。


目次

1.大まかな流れ

2.アンティ(強制参加費)について

3.経過時間に応じてアンティと和了点レベルを上げる

4.三人麻雀のルール

4.1.二人麻雀のルール

5.その他、通常の麻雀と違うところ

6.卓組

7.ex要素


1.大まかな流れ

 参加者全員が20万点持ちからスタート。一局清算の麻雀を行い、持ち点が0点以下になった人から敗退。

 0点丁度もトビ扱い。箱下の点棒は払わない。

 点棒が用意できない場合はチップ等で代用してもOK

 最終的に全ての点棒をかき集めた人が優勝。

 優勝者以外の順位は、敗退した順番で決定する。


2.アンティ(強制参加費)について

 生き残っているだけで大丈夫なら、全部降りておけば大丈夫じゃね?というのを避けるために、アンティ(強制参加費)を一局ごとに設ける。

 アンティは和了者以外の全員が和了者に支払う。流局した場合はアンティは発生しない。

例:東家が南家から12000点をロン和了。アンティ1000点の場合。

東家(+15000点)

南家(-12000-1000=-13000点)

西家(-1000点)

北家(-1000点)


3.経過時間に応じてアンティと和了点を上げる

 アンティがいつまでも同じ点数だと試合時間がとても長くなってしまうので、時間が経過したらアンティを引き上げる。

 アンティを上げるだけだと和了点に対してアンティの割合が高くなってしまうので、和了点もx倍する。

 例としてはこんな感じ。

レベル1 アンティ1000点 和了点1倍 1時間

レベル2 アンティ3000点 和了点2倍 1時間

レベル3 アンティ5000点 和了点4倍 1時間

レベル4 アンティ10000点 和了点10倍 1時間

レベル5 アンティ30000点 和了点20倍 1時間

レベル6 アンティ60000点 和了点40倍 ゲーム終了まで

 この数字はあくまで一例。

 一日使うような大会と、3時間で終わる大会では1レベルの時間を変えるなどして対応する必要がある。


4.三人麻雀のルール

 この大会では、プレイヤーの数が4の倍数にならない場合がある。その際には三人麻雀、もしくは二人麻雀を行う。

 三人麻雀のルールは、基本的に四人麻雀と同じ仕様で行う。

・四人麻雀と同じく、全ての牌を使用する

・点数計算はツモ損

・王牌は14枚残し

・自分の前の人(上家または対面)からのチーも可能


4.1.二人麻雀のルール

 二人麻雀も、四人麻雀と変更点は特になし。王牌も14枚残しなので、ほとんど和了りが発生する。

 ただしツモ損なので、降りる事もそんなに悪いわけではないくらいのバランス。


5.その他、通常の麻雀と違うところ

・永久東場、一局清算の周り親。連荘や本場は存在しない。

点数計算は全て親で計算する。南家が満貫ツモったら4000オール+アンティ。東家は最初にツモる人というだけ。

・リーチはアンティと同じ額を出す。持ち点がアンティ以下の時はリーチ不可

・5の牌(五萬・五筒・五索)は全てドラ(赤牌にするとわかりやすい)

・ノーテン罰符はなし


6.卓組

 卓組は、出来るだけ2人の卓が出ないように卓組する。

 9人生き残っている場合は、「2・3・4」の卓組ではなく「3・3・3」で卓組する。

 プレイヤーは、卓移動の指示に必ず従う必要がある。


7.ex要素

 ここからは余裕があれば追加したい要素。

・途中参加(レイトレジスト)

 開始からある程度の時間が経つまで途中参加が可能。締め切りはレベル2の終わりくらいまでだろうか。それ以上はアンティに対する持ち点が少なすぎてすぐ飛んでしまいそう。

 参加者8人で4人卓が2つ立っている状況で途中参加者が現れた場合、3人卓3つに卓分けする。

・リバイ

 飛んでしまった場合、リバイ費用(参加費と同額以下であることが多い)を払うことで、開始持ち点まで持ち点を補充できる。

 途中参加の締め切りと同じタイミングでリバイも締め切りとなる。

 リバイは1人1回まで。


・・・・・・


 システムの説明は以上となります。

 正直このシステム、目無しになるまで麻雀を楽しむことが出来ると言う点では、めちゃくちゃ優秀なシステムなんじゃないかなと思っています。

 デメリットとしては、序盤で飛んでしまうとあまり面白くないと言う点でしょうか。

 大会を開催する際には、大会の隣でフリー卓を用意して、敗退した人はフリー麻雀を楽しんでもらう等すれば一日が無駄にならずにすむのかなと思います。

 競技性を重視するなら、途中参加やリバイは禁止にするのが良いでしょう。


 言うてもこのシステム、思い付きで書いただけで一度もやったことないので、やってみないとわからない問題が沢山出てくると思います。

 また、ポーカーや麻雀の大会に詳しい方のご意見、お待ちしております。

 もし開催出来たら、体験記事も書けたらなと思います。

 せっかく思いついたんだから、一回くらい開催したい!ワンチャン流行らないかなぁ。

絶対流行る


麻雀について色々な記事を投稿します。 応援よろしくお願いします。