
小説から映画へ リボルバー・リリー #2
小説と映画の、物語の流れを比較する。
主な登場人物
小曾根百合 主人公
岩見良明 小曾根百合に助けてもらった、元海軍の弁護士
細見慎太 父親を殺された少年
津山ヨーゼフ清親 陸軍大尉。細見慎太を捕らえる、現場の指揮官
山本五十六 海軍大佐

映画の始まりはオリジナル。慎太の家族が襲われるのは、
小説だと92ページからとなっている。
百合が汽車に乗るのは、124ページから、となっている。

慎太は、父親から腹巻をされ、その間に封筒を差し込んだ。
※1は、なぜ、慎太の父親を追わなければならないのか。
その理由が明らかになっている。
すんごいざっくり書くと、
1 陸軍が慎太の父親を使って、武器を横流し。その金で、独自の資金を
集めていた。
2 だが慎太の父親は、自分の口座に、こっそりと金を入れていた。
3 スイスの銀行に入金。取り出す為には、子供の指紋が必要。その中に、
慎太が入っていた。
4 なぜそんな事をしようとしたのか……それは読んでのお楽しみ。