『ミドルマーチ』の登場人物一覧
個人的な備忘録ですが、誰かの役に立つかと思い公開します。とりあえず光文社文庫の一巻時点での記述ベースです。
ドロシア・ブルック Dorothea Brooke:
聡明で理想主義的な若い女性。シーリアの姉、アーサー(ブルック氏)の姪。カソーボンと結婚する。
セシリア・ブルック Celia Brooke:
ドロシアの妹。姉を尊敬しているものの、彼女の理想主義やカソーボン氏への崇敬については冷ややかな目線で見ている。
アーサー・ブルック Arthur Brooke:
ドロシアとセシリアの叔父でミドルマーチの地主。二人の両親が亡き後面倒を見ている。
エドワード・カソーボン Edward Casaubon:
年老いた学者。衒学的だが彼の研究はすでに時代遅れ。ドロシアと年の離れた結婚をする。
ウィル・ラディスロー Will Ladislaw:
カソーボンの甥の若者。芸術家気質だが移り気。カソーボンに金銭面で頼っているものの彼に対しては批判的。
ターティウス・リドゲイト Tertius Lydgate:
最近ミドルマーチに移り住んできた若い医者、才能に溢れる野心家。
フレッド・ヴィンシー Fred Vincy:
工場を営むヴィンシー家の長男。ロザモンドの兄。享楽的で楽天家。借金をあちこちで作っている。メアリ・ガースに好意を持っている。
ロザモンド・ヴィンシー Rosamond Vincy:
フレッドの妹。ミドルマーチが嫌い。リドゲイトと懇意になる。
ニコラス・バルストロード Nicholas Bulstrode:
裕福な銀行家。ミドルマーチの権力者。フレッドとロザモンドの伯母と結婚している。
ピーター・フェザーストーン Peter Featherstone:
気難しく年老いた地主で資産家。フレッドとロザモンドの叔母と結婚しており、フレッドに財産を相続させるという噂がある。
メアリ・ガース Mary Garth:
フェザストーンの家で働く若い女性。フレッドとロザモンドの幼馴染。