ラブライブ!スーパースター!! 第6話

縁・決意

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キーアイテムが紐って素敵です。

縁を結ぶもの。つながりを示すもの。どこかでミサンガって単語も見かけましたが、たしかに願を掛けるものでもありますね。そして決意の表明。

結びっぱなしにするものではないので、ちぃちゃんは結んだり解いたりを繰り返しているはず。でも解くところは描かないのですね。結ぶ行為と、結んである状態に意味がありますから。

意地悪していた子たちのシーンでも、もう奪われているところからの画から始まってました。引っ張って取られただろうシーンがなかったのが良かった。彼女らは縁を解く存在ではなかったのですね。むしろ、かのんちゃんとの縁をより強く結ぶことになるきっかけ。

サニパのいたわり

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摩央「ごめんなさいね」
悠奈「昨日遊んだから、まだ体力が戻ってなかったのかも」

摩央さんと悠奈ちゃんの優しさが見える一言。

ここで言う昨日とは島に到着した日のこと。慣れない船旅で疲れただろうと休養日に充ててくれてたんですよね。島を案内して、あちこちで遊んで英気を養ってもらおうとしてました。

可可は元来の体力の無さでダウンしていましたが、もし仮にはしゃぎ過ぎて疲れが溜まったのだったとしても、体調の管理をできていないのが悪いのですから、責任は本人に帰すると思うのです。でも「誘ってしまって申し訳なかったかも」と思えるいたわりの心。いいですよね。好きです。

ブランコ

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練習帰りに寄った公園で、子供の頃に遊んでいたブランコに座る。思うのは憧れの人に出会った頃の自分。求めるのは隣に座ってくれていた存在。ちぃちゃんは変わったように見えても、小さい頃と変化がないのですね。初めて見えた彼女の弱い部分かもしれません。

ここは、今トーキョーに居ないかのんちゃんを感じられる場所なんでしょう。しかしブランコの空白が、逆に不在を強調してしまう皮肉な状況にあります。

空白を埋めるようにカットインで入るフレームは、だから素直に好きです。たとえいくばくかだけでも、幼馴染の声が彼女に安心を与えてくれます。

中庭にて

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旧校舎の中庭ですよね。音楽科の二人が話をするには不自然な場所に思えます?

それはさておき、この構図は興味深い。大きく上に伸びる木に被るちぃちゃんと、ちょうど頭にかぶさる位置に屋根がきている恋ちゃん。

教えてくれた

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千砂都「かのんちゃんはいろんなことを教えてくれた。前に進む大切さだったり、新しいことを見つけるたのしさだったり。」

よく言われる話だと思うのですが、ブランコは「いくら漕いでも前に進まない」遊具です。かのんちゃんはそこに座っていた私の手を取って、前に進ませてくれた。

また、視線の高さが変われば視界もガラリと変わる。今まで見えていなかったものが見えるようになる。遊具に登る高さ方向の移動も、意識の向上に対応していて良い画ですよね。

すごい

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かのん「なんか、ちぃちゃんすごい不安なんじゃないかって」

口うるさいと言われそうだなあ。でも気になるものは気になります。用言を修飾するなら連用形(副詞扱いかも?)にしたい。(正しちゃうと不自然になるんでしょうね。私もつい言ってしまいますし。笑)

ところでこのカット。ちぃちゃんが手前にいるのに、より小さく見えるような描き方になってるのが好きです。彼女の不安を感じられます。

ペンライト

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さすがに Liella! 色のブレードは皆さん持ってませんか。

※画像はすべて、アニメ「ラブライブ!スーパースター!!」第6話より

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