「自分らしさ、活かしてますか。」: 日替わりコラムその14
おはようございます。
よたろーです。
前回は「価値提供」ということをテーマとして取り上げました。
そのときも書きましたが、この「価値提供」というのは今の「日替わりコラム」というタイトルにした初回に取り上げたもので、今でも日々もんもんと考えているテーマであります。
今日はそれと関連しないようで実は関連する、
自分の「らしさ」
について。
どんなビジネスでも、またビジネスに限らず社会生活では相互に価値提供しあうということが非常に重要なんだな、と感じている今日このごろ。
自分がお仕事をいただけているのも、それは期待されているものに見合った価値を提供できているからにほかならないわけです。
みなさんが会社から給料をもらっていたり、お客さまからお代をいただいていたり、そういうのもすべて期待に対してそれ相応の価値を提供しているから、なはず。
私の場合、研修であったりキャリアのご相談だったりコーチングだったり、目の前にいるみなさんへの価値提供というのは比較的想像がつきやすい。
目の前に私という人間がいて、反対側には受講者さんだったりクライアントさんだったりがいるわけで、単なる情報提供ではないコミュニケーションがおこなわれて、総合的に価値提供をできているんだろう、というのはなんとなくお話していればわかりますし、事後のアンケート等からも知ることができます。
一方でこのコラムのような、どちらかというとほぼほぼ一方通行のようなコミュニケーションの場合、情報提供的なことはできてもそれ以上のことってなかなかむつかしいなと感じております。
で、「情報提供=価値」とおいてしまうと、実は情報については私ならではの情報なんてそんなにないですし、それはその他の発信されている方についてもほぼ同様、世の中にない情報、というのはまぁまずない、といえるでしょう。
じゃあ自分が発信する情報になんの価値やどんな意味があるのか、とあらためて考えてみました。
そうするとすぐ上でも書いたように、
情報そのものに価値はない
極論かもしれませんが、そう言い切ってもいいかなと。
もちろんこちらではじめて目にする情報はあるかもしれません。
ただそれは偶然の産物ですし、ここで私がお伝えしている情報がその他のところでは見当たらない、そんなものは存在しません。
逆にもしそんなものがあったらそれこそ胡散臭い、疑ってかかるべきものでしょう(笑)
で、あらためてじゃあ、どこにでもある情報を発信することになんの価値があるのか?
と問われると、
そこに価値はない
としか答えざるを得ません。
それはフラットにただ情報だけを発信している場合。
そこに自分なりの解釈や、経験、思い、などが乗ってはじめて自分だけのコンテンツになるんだろうと。
そしてそれをたまたまでも、目にして共感してくれた方が、少し気持ちが変わったり、少し行動が変わったり、その結果生活にちょっとした変化が生まれること。
これがそれぞれ発信されている方が生む価値、だと思うんです。
って前回の価値の話しに近い内容になっている気もしますが、気にせず続けます。
で、あらためて今回「らしさ」というのをテーマに取り上げたのは、今いったようにそのものではさして価値のない「情報」に、なにを乗せて、どう伝えるかが価値につながる。
つまりこの「なにをどう乗せるか」という価値につながるポイント、ここに自分の「らしさ」がこめられていることが大事なんじゃないかな、と。
なにが言いたいかというと、これまで「価値提供」とか考えていろいろ書いてきました。
自分なりに。
そしてそんなに多くはないけど、少なからず読んでなにかしらの価値を感じてくれる人はゼロではないんじゃないかな、と思ってます。
少なくとも自分は読んでみて、
いいこと書いてるじゃん
って思うときもそれなりにあるわけです(自画自賛かいっ!!)
まぁそれはさておき、書いてて、そして読みかえしてみてときどき思うのが、
マジメかよ!
つまんなくね?!
という点です。
書いてる内容はいいけど、なんかマジメくさくないか?
これって自分のありたい姿、とかとあってるんだっけ?
とか考えちゃうんですよね。
じゃあだからといって、冒頭から全編ボケたおし、に見えて読み終わってみたらなんかすごい心に深く残る、なんてそんな技量はないし、おそらく技量の問題以上にそういう人ではない気がするんです、自分。
書き方とか口調には自分の特徴が出てるなぁ、と思いつつ、あらためて
自分らしさってなんだろう?
と日々考えてる今日このごろです。
(だからマジメか!)
あなたはご自身の「らしさ」を知ってますか?
その「らしさ」活かせてますか?
本日もおつきあいありがとうございました。