旅行記 ベトナム旅行 5日目
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新年あけましておめでとうございます
2024年は快晴の気持ちの良い朝からはじまり。
年は明けても朝食会場のメリークリスマスは変わらない。ここまで来たら一体どのタイミングでクリスマス外そうってなるんだろうか。
昨日と同じ岩場に行くつもりだったがバイクに乗る時になって、せっかく島に来てるんならやっぱり海辺クライミングしないとだめじゃないか?という気持ちになった。どうやら旦那も同じ考えのようだ。
バイクにまたがりながら「今日やっぱり海辺にしてもいいですか?」とKさん達に相談、2人とも二つ返事で了承。このフットワークの軽さがありがたい。
詳しく調べていないが、なんとかなるでしょの精神で港へ向かって走り出す。
ベトナム滞在5日目となり私達はすっかりベトナムの優しさに甘えていた。
やはり見込み通り港に着くとすぐに「ボート!ボート!」と客引きのおばさま達に声をかけられた。
マイ ハズバンドのボートに乗れという勢いのいいおばさまについていき、受付を通り(手続きは全ておばさまがやってくれた)小型の船に乗り込む。
※ここから船長のことはハズバンドと呼ぶ
岸を離れてすぐに絶景!!!!
3日前のハロン湾(正しくはランハ湾)ツアーで見ることが出来なかった青い海と青い空を堪能する。
ムーディビーチというエリアまで連れて行ってくれるようお願いしたのだが、エリアのある小島を目前にハズバンドが何かを訴える。
最後まで完全には理解出来なかったが、おそらく干潮?で上陸出来ないのでどうしても行きたいなら向こうの島(ここからは見えないのでそこそこ遠い)からカヤックで行ってくれと言っているらしい。
島まであとほんの数mのところにいるのにまた移動しなきゃいけないの!?!?
いや、思い返せば船に乗った時からハズバンドは「海の高さ」や「カヤック」を繰り返し言っていた気がする。
快晴に浮かれた我々の頭にその言葉が入って来なかっただけなのだ…
ハズバンドと相談すると、隣のタイガービーチになら行けると言う。トポにはタイガービーチもちゃんとエリアとして載っている。
登れるなら(上陸できるなら)どこでも大歓迎!!
10分もしないうちにタイガービーチに到着。
船は完全に着岸するわけではなく、行けるギリギリのところで停止して、船からジャンプで海に飛び降りて上陸した。ワイルドだぜ。
小さな岩場でルート数も少ないがこのロケーションでクライミングできるというだけで良いのだ。
他にクライマーはおらず、海水浴をしている人が数人いた。2日前はダウンを着込んでいたのに今日は海水浴が出来る暑さだ。
私は2本トップロープで登らせてもらった。
ここもルートは長く、さらに日差しも強くて2本登っただけでへろへろになった。
3時間滞在してカットバ島へ戻った。
滞在時間は短いながら素晴らしい海辺クライミングとなった。
午後からはカットバ島を観光。
まずは念願のバインミーを食べに行く。
カットバ島で1番美味いバインミー屋(Hちゃん調べ)へバイクを走らせる。
うっ、美味い!!!!!!!
写真で見た時はパンが固そうで上顎の皮をもってかれるタイプのサンドイッチだと思っていたが、パンはふわふわ、表面はパリパリ、上顎は傷付けない優しさを兼ね備えた美味しいサンドイッチだった。
ご賞味あれ!
お腹を満たした後はケイブホスピタルへ。
ベトナム戦争の頃に病院として使った大きな洞窟だ。
洞窟の入り口に着いたころに、Kさんの家族から日本で地震という連絡が入った。
スマホで調べると能登半島での地震だった。
2011年の東日本大震災のことを思い出した。
ちょうどあの日も今と同じように旦那と海外旅行中でネパールにいた。
ネパールの人から日本で地震と聞いたものの、当時はWiFiが今ほど普及しておらず詳細が分からなかった。ネパールのレストランのテレビに映る津波の映像がまさか日本のことだなんてあの時は思いもしなかった。
そんなことを思い出しながら、心ここにあらず状態で洞窟を通過。
なんとなく不安になる気持ちを切り替えて、今度は市場へ向かう。
私は市場が大好きだ。
特に海外の市場は好きだ。
市場があれば行くようにしている。
物がぎゅうぎゅうに詰まって、独特の匂いがして、生活が四角に詰まっているのを見るのが好きだ。
市場を堪能したらお腹が減ったので、一度ホテルに戻り夕飯に繰り出す。
今日がカットバ島で最後の夜になるので、ずっと気になっていた鍋を注文。
2件目はカフェへ
ココナッツコーヒーが美味しくてすっかり心を奪われた。日本でも飲みたい。
2024年は1日目から充分していて幸先がいい。明日はついに最終日、首都ハノイに向かう。
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