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旅行記 ベトナム2日目 タムコック

朝ごはんとベトナムマナー

12/29
ホテルの朝食はなかなか充実していた。
フォーがあるのが嬉しい。
朝食会場には私達以外だれもいない、みんなお寝坊さんなのか今日は宿泊客が少ないのか分からないが貸し切り朝食会場は静かでゆっくり食事が出来てよかった。

パンケーキを注文したらクレープの生地みたいなのを渡された


ちなみにベトナムでは、椀に口をつけることと麺をすすることはマナー違反らしい。
麺をすすることに慣れた日本人にはなかなか難しいのではないか。
私は麺をすするのが苦手なのでそれは問題なかったが、椀に口をつけるは無意識にしそうだった。小さい椀だとレンゲですくいにくいし口つけちゃう。

朝食が済んだら早速タムコックのボート乗り場へ。カットバ島行きのバスを13:30に予約しているのであまり時間がない。

犬ちゃんがホテル前でお見送りしてくれた


タムコックで川下り

タムコックの川下りのチケットを買うと受付のお姉さんが英語で色々と説明をしてくれたが全部は聞き取れない。川下りが終わったらここに戻って来いと言っているようだ。なんで?と思いながらとりあえずボート乗り場へ向かう。

観光客を素早くボートに割り振るおじさま



ゲートを越えるとすぐにボートへ案内される。漕ぎ手の方は女性が多いようで私達のボートも笑顔がキュートな女性の方だった。写真も快くOKしてくれるし、カメラを向けると完璧な笑顔を向けてくれる、これはプロだ。

見事な足漕ぎ

漕ぎ出して早々に雨。
最近すっかり忘れていたが私は生粋の雨女。
乾季のベトナムでも雨が降る。

漕ぎ手の方がどこからか大きな傘を取り出し貸してくれた。自分も傘を差しながら見事にボートを漕いでゆく、さすがプロ。

途中で花を売っている
頭がつきそうなくらいギリギリを進む

1つ目の洞窟をくぐると一気に景色が変わった。岩山に囲まれまるで神話の世界に入り込んだよう。

しかしなから下調べの時点で薄々気が付いていたが、タムコックの美しい時期というのは春〜秋。そう今はオフシーズン。ホテルのお客さんも少ないはずだ。
素晴らしい景色なのだが、全体的に広々すっきりしている。イメージしていた田んぼの間を流れる細い川を下る感じではなかった。
冬なので稲作はお休みだから仕方がない。
ここの蓮の花が満開ならばまるで極楽浄土のようだろうな…この両岸に田んぼが広がると圧巻だろうな…脳内で素晴らしい景色を想像しつつ進む。
(後ほどぜひネットでタムコックと画像検索してほしい、私のこの気持ちが分かる)

川下り中もお菓子やジュースを売る舟がやって来て結構強引に売り付けられると聞いていたが、そんな舟は来なかった。
天気が悪いのもあるのかお客さんも少なく、静かな川下りを楽しむことができた。
まぁこれはこれでいいものだ。

途中で野生のヤギや水鳥を見たりした。
水をかく音だけが聞こえるとても良い時間だった。

たぶんシーズンはもっと蓮の花が咲いているであろう
春〜秋は蓮の花の外は田園になっているのであろう
整備をするおにいさんが絵になる
帰りにはツアー客もチラホラ
濁ってそうに見えるが水草もはっきり見える透明度

1時間半も舟を漕いでくれた漕ぎ手の方にはチップを渡すべきかな~いくらかな~と考えていると、降りる手前で漕ぎ手の方から「チップ100,000ドン!」と元気に言われた。う~ん明朗会計!!
乗り場にもチップ1人50,000ドン(約250円)お渡しくださいと説明が書いてあったようだ。金額が決まっている方が逆にありがたい。



ミステリーツアー

川下りを終えると受付のお姉さんに言われた通り一度チケット売り場に戻った、すると別のお姉さんがやって来て何か言っている。英語なのだろうがよく聞き取れない。
ここで待て、このバスに乗れ、あと10分で来る的なことを言っている。
よく分からないが時間もあるので従うことにした。さて、これからどこにいくのだろう。
英語が苦手だとこういった感じでミステリーツアーが始まることが多い。

しばらく待つと本当にエレキバスがやって来て、乗れと言われたので大人しく乗る。

5分ほどバスに乗るとお寺についた。
どうらやビックドンという有名な洞窟寺らしい。なんでここに来れたのかまだよく分からないが連れてきてもらったので観光をする。

入口でお香を買った
急な石段を登る
思ってよりも大きな洞窟だった

帰りのバスを待っているとバスの運転手さんに川下りのチケットを見せてと言われた。どうやら川下りとビックドンの観光がセットになっているようだ。

謎が解けたところでお昼ご飯へ。
お昼ご飯ではブンチャー(肉入りつけダレの麺)とブン・ティ・ヌン(焼肉のせまぜ麺)とニンビン名物のヤギ肉を食べた。
ヤギ肉は肉よりも香辛料が多くて、肉というより香辛料を食べている感じがする。
ブンチャーのつけダレは思った以上に甘い…。
ブン・ティ・ヌンも甘めのタレをかけて食べるようだったが肉にしっかり味がついているのでタレをかけなくても十分美味しい。
甘めが苦手なのでそのまま食べていると店員さんが「このタレをかけて食べてね」と教えてくれる。言葉が分からなかったふりをしてそのままタレはかけずに食べていたが、またすぐ店員さん戻ってきて「ソース!ソース!」と教えてくれる。くっ…なんて親切なんだ…!言葉が分からないフリもここまでか…少しだけタレをかけた。満足そうに店員さんが去っていく。

ナッツと肉と麺の食感の違いが楽しい。


いざカットバ島へ

昼食を終えると一度ホテルへ戻って、カットバ島へのバスを待った。
今回の旅の目的であるカットバ島。ここではクライミングができる。
わくわくしながらバスを待った。

ホテルにオンシーズンのタムコックの写真が飾ってあった。これだよ。これ。
今日は12/29だ、クリスマスの当たり判定がでかい。

バスは50分遅れでやってきた。
運転手さんはものすごく急いでいて私達の名前も聞かずに乗せてくれた。
「カットバ!?!?」「イエス」このやり取りだけだ。
この勢い嫌いじゃない。

ここから5時間ほどかけてカットバ島へ。途中フェリーにも乗る。

まさかバスごとフェリーに乗るとは
夕方になるとバスの中が妖しく青色に照らされた
船に乗ると更に明かりが追加された。ま、まぶしい…
カットバ島に着くと適度な明るさになった。ずっとこれでよかったのでは?


カットバ島に到着

カットバ島に着くとバスはお客さんをそれぞれのホテルまで送迎してくれたが、なぜか我々はホテルから徒歩5分ほど離れた坂の下におろされた。私達を下ろしたバスはホテルの方へ坂を上っていく。そっちの方向にいくならなぜ乗せてくれないのか…多少の疑問を抱きつつクソデカザックを背負い坂を登っていく。

人がいない…
綺麗なホテル!

カットバ島に4泊もするのでちょっといいホテルを予約した(結局だいたい全部ちょっといいホテルを予約した)
4泊2人朝食付きで17,000円、十分安い。
予約サイトでみた写真とほぼ変わらないとても綺麗なホテルだ。ここまで同じことがあるだろうか。加工詐欺が全くない。
実際4泊してこのホテルめちゃくちゃよかった。最高だった。なにより良かったのはスタッフさん、ちょっと信じられないくらい良い人だった。写真を一緒に撮らなかったことをすごく後悔している。

リンクを貼っておくのでカットバ島に行くときはぜひこのホテルを。https://www.booking.com/hotel/vn/cat-ba-wonder.ja.html

バスタブ付き、さらにはウォシュレット付き


荷物を置いて夕飯を食べに行った。ホテルの近くにやたらGooglemapで評価の高いYummy 2というレストランがある。

カットバ島は海鮮が有名なので早速カキを注文
まさかご飯がついてくるとは
フォーが150円ちょっと。安すぎる。


食事の帰りがけに水を買いにお店に寄ったらすでに《happy New year》の飾りが出ていた。

新年の当たり判定もでかい

明日の夜に友人と合流するがそれまでの予定をまったく決めていない。こういう自由な旅もいい。
夕飯を食べながらやっぱり定番のハロン湾ツアーに行っておくかということになった。

ホテルの受付の方に相談するとあっという間にツアーの手配をしてくれた。ありがてぇ〜!!

というわけで明日はハロン湾ツアーです。

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