旅の終わり
1ヶ月間の長い旅を終えて、東京に戻ってきました。怪我や事故なく大阪から博多まで歩き切ることができ、安堵の気持ちと達成感があります。
2月9日に小澤征爾さんの訃報のニュースが入って以降、続々と上がってくる様々な記事、評伝などを読み漁っています。朝日新聞の記事に、「規格外の才能を花開かせたのは、やりたいことを絶対にやり抜く意志力、桁外れの行動力、そして愛すべき無鉄砲さだった」という言葉がありました。
ぼくが小澤さんの生き方から無意識に学んでいたのも、まさにこれらのことだったと感じます。だから、他の人からは無鉄砲だと思われたかもしれないけど、以前からやりたかった山陽道徒歩の旅を最後までやり抜けて、嬉しい気持ちでいっぱいです。
そしてこの旅をやり遂げた結果、自分の中に何かが花開きつつあるとも感じています。小澤さんには遠く及ばないけれど、これからも自分なりのチャレンジを続けていき、可能性を広げていきたい。
帰りは飛行機で福岡から羽田までわずか1時間40分。必死に歩いた1ヶ月間は何だったのか。「夢を見ていたのではないか」という気さえしてきます。
東海道を歩いたときと同じく、旅を終えて感じるのは、昔の人のすごさと文明の進歩のすごさです。原始的で、非効率の極みとも言える旅でしたが、とても贅沢な時間を味わえました。
大阪、兵庫、岡山、広島、山口、そして福岡。道中でお世話になった皆さま、ご支援&応援してくださった皆さまに改めて感謝いたします。とにかく楽しい1ヶ月間でした!本当にありがとうございました!
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