英語スピーチ: プレゼンはオーディエンストとの会話
皆さん、こんにちは。パラレルウォーカー(日系大企業社員、兼ベンチャー企業社長)のYOTAです。
今回はプレゼンテーションはオーディエンスとのConversation (会話)であるというお話です。
え、何を言っているの?と思われましたよね。
もちろん、プレゼンはこちらから一方的に話をする形式がほとんどですが、実際はオーディエンスと会話をしています。
あなたがプレゼンをしている間、オーディエンスはその内容に対して「そうなの?」、「なんで?」、「どういう意味だろう?」、「面白い!」、もしくは「退屈だなー」などいろんな心の反応をしています。
このように、オーディエンスに話に興味を持ってもらい、反応してもらうことを”ENGAGEMENT”と言います。
オーディエンスへの“ENGAGEMENT”を上げれば上げるほど、伝えたいことがより効果的に伝わります。
同じ内容でも、淡々と棒読み風に話されるより、こちらの反応に合わせて言い方やテンションを変えて話してくれたほうが伝わりますよね?
ただ、「いきなり英語で会話のようにプレゼンするのはハードルが高い。」と思われた方がほとんどではないでしょうか?
だからこそ、多くのみなさんは英語プレゼンの際、スクリプト(原稿)を準備されているかと思います。
どうしても自分をよく見せたい、頭をよく見せたいという思いが先行し、原稿を書くときあえて難しい単語や長い文章を書いてしまいがちですが、とにかく普段の会話をイメージし、自分が人と会話をしているように原稿を書くことがコツです。
そこで、今日は会話のようなスクリプトの事例をご紹介します! カッコ内の通常の言い方と比べてみてください。
<例文コーナー>
- Good afternoon! My name is….
⇒Good afternoon! Did you enjoy the break? Had a good cup of coffee?
- Our consumers are focused in the large cities!
⇒You may wonder where our consumers are focused? The short answer is large cities!
- We should use our technology to solve this issue!
⇒So, what should we do now to solve this problem? Well, this is when our technology comes to play a role!
会話のように話すだけで、オーディンストの距離がぐっと縮まるのがおわかりいただけたと思います。
これらを実践すれば、驚くほどご自身が話しやすくなります。そして、なによりオーディンスのEngagementも上がり、プレゼンの目的を達成しやすくなります。
抵抗があるかもしれませんが(私も初めはそうでした)、騙されたと思って試してみてください。
それでは、今日はこのへんで。
Speak well and speak soon!