ギリギリまで仕事を寝かせるクセを変えるより締め切りを自ら設けるほうがラクだった
私は仕事に着手するのが遅い。
着手したら黙々と進めるが、とにかく着手するまで遅い。
「まだ締め切りまで3日あるな~、後でやろう」
「締め切り前日だけど午後にやったら良いや」
「昼過ぎたから流石にやるか~」
・・・
「あー、終わらないー!!腹減ったー!帰りたいー」
学生の頃からずっとこんな感じ。
計画立ててテキパキとできたら良いのだけど、最終的に締め切り直前に猛チャージをかけて終わらせてる。
昔だと「私はだらしない」と自分をよく責めていた。
ただ、後回しグセはどうにも治らない。
そんな私にとっての解決策は「締め切り」を自ら設けることだった。
自分で締め切りを設けたら仕事は進む
自分の性格を変えるのは難しい。
後回しグセも一つの性格で、それを変えるのはとても大変。
「次からは計画を立てて、余裕を持って終わらせるぞ」
そのように決意しても結局計画通りやらない。
そして「計画通り進めない自分」をまた責める。
私を動かす原動力は決意するよりも「締め切り」だった。
お客さんと会うまでに資料を作る、報告書をいつまでに作るなど、期限があればギリギリとはいえちゃんと締め切りを守る。
だったら中間目標を何個も作ったら良い。
例えば資料作りならこんな感じ。
4週間前に直属の上司へ資料の構成を相談する
3週間前に上司へ資料を見せる
2週間前に部長に見せる
予定を決めて、約束するだけではなく打ち合わせの日時も設定してしまう。
打ち合わせを設定したら資料を作るしかない。
そうやって一個ずつタスクを進めるのが私には合っているらしい。
あと副次的な効果として、自分から打ち合わせをお願いしたら「やる気のある人」と思ってもらえる。
そうすると、ギリギリまで着手しなくても横槍を入れられにくい。
もちろん打ち合わせでしっかりした資料を見せる必要はあるけれど。
小さな締切が何個もあると、落ち着ける時間は減る。
それでも、仕事をずっと進めずに後で痛い目を見るよりよっぽどマシ。
そうして今も、明日締め切りのタスクを進めている私だった。
まだ終わらない。