コーヒー沼にハマり抜け出せない(抜け出さない)人生
コーヒーを初めて飲んだのは中学生のころ。
高校受験直前のラストスパート時、眠気覚ましに飲み始めた。
今では1日4〜6杯は飲む。
コーヒーが無いと頭が働かない。
そしてコーヒーへのこだわりも増えていく。
もはやコーヒー沼から抜け出せないし,抜け出すつもりもない。
Step1:豆を挽くようになる
コーヒーに拘りだしたのは大学生の頃。
まずは手挽きミルを買った。
豆から挽くと香りが違うし、お湯を入れると豆が膨らむ。
そして、数週間経った豆も挽きたてなら香りも苦みが十分。
豆から挽くのか当たり前になり、大学院生のころは研究室にもミルを持ち込んだ。
何なら自腹で浄水器も買った。
いつしか研究室メンバーも豆から挽くようになり、豆を1キロで買うのがザラになった。
Step2:電動ミルを買う
社会人になり、自由に使えるお金が増えた。
そして思ったこと。
「毎日豆を挽くのは面倒じゃないか」
電動ミルを調べてみる。
値段も性能もバラバラで何を選んだらいいか分からない。
「どうせ毎日使うから良いものを買おう」
選んだのはカリタのナイスカットミル。
豆の挽き具合を10段階くらいで選べるし、粒度の均一性が高い。
使ってみたら手挽きミルより圧倒的にラク。
そして気づいたのは「豆に応じて粗さを変えると味が変わる」こと。
同じ豆でも挽き方を変えることで味が変わるのはすごく面白かった。
Step3:器具が増えていく
コーヒーを飲み始めてからずっとドリッパーはカリタ102。
たぶんもっともスタンダードなもの。
台形で三つ穴が空いている。
だけど最近ドリッパーの種類が増えてきた。
よく使うのはハリオのmugen。
一回お湯を注いで後は放っておくだけ。
朝、バタバタしてるときに非常に便利。
後はスケールと温度計も買った。
温度や注ぐ量を変えるとコーヒーの味が変わるから。
逆に言うと温度とお湯の量を揃えると毎回味が一緒になる。
実験を普段からしてきたからか、再現性は重視したい。
一度深みにハマると戻れないコーヒー沼
コーヒーはこだわりだすと戻れない。
ミルを使うようになると粉のコーヒーを買わなくなる。
電動ミルを使いだすと、手挽きミルは使わなくなる。
スケールと温度計を買ったら、使わずにコーヒーを淹れることはなくなる。
一度ハマったら最後、こだわる方へ一方通行。
コーヒー沼からはしばらく抜けられそうもない。
しかも最近はYouTubeでどんどん新しい器具やロースターも知ることができる。
お気に入りはコーヒージャーナリストの岩崎泰造さん。
おうち時間が長くなり、YouTubeも見るようになって明らかにコーヒー沼の深みにハマりだした。
ただ、ずっとハマることが出来る趣味があることもいいことだ。
そう思いながらこれからもズブズブとコーヒー沼にハマっていくんだろう。