企業研究『バルミューダ(家電)』
決算書から企業の強みや市場の可能性を読み解き、自分なりの仮説をもって事業の動向をとらえられるようになるのを目指して、お気に入りの動画等から学んだ「決算書のポイント」を「おすすめのコンテンツ」と共にまとめたノートです。決算書の勘どころをつかめるようになりたいという方に役立つ内容です。今後の決算でも加筆する予定です。
※今回は新規上場申請のための有価証券報告書に基づく内容
1.企業の強み
バルミューダの業界における特長
◆他社との差別化
ファブレスメーカー(自社工場を持たず外部に生産委託)
過去の急成長と黒字が投資家に評価高い
◆事業の成長性
12/16に東証マザーズに上場
売上高が100億円程度、売上総利益率が40%
過去5年間の前半は急成長、後半は横ばい
◆ビジネスモデルの特徴
おしゃれで高性能な高級家電
自社工場を持たず外部に生産委託
2.市場の可能性
バルミューダの業界を取巻く環境と市場の可能性
◆家電はレッドオーシャン
空調やキッチンの家電は競合多いが成長の実績がある
◆今後の注目ポイント
新しいジャンルの開拓(掃除機など)
海外事業の成長(2013年から欧州、2020年から北米)
3.数字を読む着眼点
他の決算書でも使える数字のとらえ方
◆売上高が約108億円、売上総利益42億円(2019年度)
売上総利益率40%なので製造業としては高い(ファブレスならでは)
Appleや任天堂と同じ水準で高い
◆時価総額が430億円程度
株価は公募価格は1930円、初値が3150円、12/22時点で5450円(時価総額430億円)なので投資家に評価されている
4.有価証券報告書
新規上場申請のための有価証券報告書
https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/nlsgeu00000539d8-att/12BALMUDA-1s.pdf
5.おすすめコンテンツ
(1)決算解説
決算書のポイントを理解するならコレ、おすすめの動画「シバタナオキの決算実況」と文字起こし記事「決算が読めるようになるノート」です。
(2)事業内容
企業の事業内容を調べるならコレ、おすすめのサイト「strainer」です。
(3)指標
指標の意味を確認するために活用したサイト
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