訪問販売は是が非でも断る!
だいたいこういう風に教えられてきた?刷り込まれてきた?ような気がします。
「訪問販売が来ても話を聞いたらダメやよ」「訪問販売は詐欺だ」なんとなく誰からともなく教わった覚えがあります。
もともと『富山の置き薬』が訪問販売の先駆けとも言われており、富山県出身の身としてみればその昔のイノベーターでもある先輩たちをもっとリスペクトしていかないといけないのではないかと最近になって考えたりしています。
歴史を簡単に振返りますと1970年代に大衆消費社会が台頭するのと同時に、工業製品の品質問題や様々なサギっぽい商法が流行したということ。人の弱みや欲につけこんでくる感じでしょうか。そのなかで訪問販売も例外ではなく”悪用”もされ始めたのでした。
1972年には割賦販売法が改正されてクーリング・オフ制度が創設されたり、1976年には訪問販売法が制定されたりしながら消費者を守る体制が整えられていきました。高額商品をクレジットカードでバンバン購入させられる事案が勃発してしまったのが原因です。
今の若者世代にはたぶん想像し難いのでしょうが、とにかくモノを持つのがかっこいい時代、そしてどんどん新商品に買い替えることがステータスであり、企業もそれに応えるようにひたすらあの手この手で市場に新製品を投入し続けていました。※この頃のTVCMなんかをyoutubeで見ていると結構露骨な感じで面白いです。
なんでもそうですが、過熱しすぎると大体何かしら問題出てくるのが常であると思います。
こんな感じで1980年代にはすっかり訪問販売も”悪者”扱いになったのだと推測します。(ちょうど我々の親世代が学生~社会人でバリバリのころですよね)
で、いま改めて訪問販売を考えると…
実はつい先日、某携帯キャリアの訪販が我が家にやってきたのです。WiFiの新規契約キャンペーンでした。結論を先に言うと契約しました(なんてお人よし)。もちろん二つ返事で提案を快諾したわけではありませんが、ここからは見るひとが見れば「もっといい方法あったのに…」とか思われるんでしょうが、無理やり私なりに正当化した結論をお楽しみください。
契約した理由は、お金と快適さ、そして時間です。
①まずお金部門では、今より月々の使用量が安くなること、現在使っているルーターの解約金という存在の対処が上手くいくことが主なポイントです。
②次に快適さでは、今より速度が速くなること、ギガをあまり気にしなくていいこと(いまはポケットWiFルーターを利用中、そして息子がyoutubeに釘付け!)
③三つめが時間です。これは携帯やスマホ、ネットなどこの手の契約にかかる、ほんっとうに長くてムダな『時間』を大幅に減少したかったことです。コロナ影響であまり長時間店の中で滞在したくないってのもありました。何回も経験しているはずなのに、毎回この世界一ムダな時間の罠にかかってしまっていたのでした…
これは複雑すぎる仕組みが問題ですよね。誰得?の世界です。大体、新しい契約になってしばらくすると『だまされた感』残っているのは私だけでしょうか。ちょっと思っているより高いんですよ。ちょっとなんですけど。スマホ契約リテラシーの豊富な方に教えていただきたいところです。
そんな苦い経験が多かったために、あらゆる変更に消極的だったのですが、最近家計の固定費削減問題が我が『国会』(特に財務省)で一番の議題にあがっており、経産省と文科省を担当する身としては肩身が狭い思いをしていたこともあり、変更に向けて準備をしていたのでした。
そう、準備をしていたのです。
具体的には、
①どのくらい削減できればいいかな、ということ
②いま起こっている問題をどのくらい解消したいか、ということ(テレワーク中通信環境と息子が見ているyoutubeで画質が落ちすぎないこと)
③なるべく短時間で終えられるように①②の必要条件を揃えておくこと(行ってから聞いてみようは止める!)
大した準備ではないですが、こうして軽いジョギングとストレッチと相手のスカウティングを予めしておいて、いつプレーがかかっても戦える状態を作っていたのでした。そしてたまたま訪れた『機会』を利用した、いや『うまく』利用してやったのです。※自己満の世界
くだらないことを真面目に書いていますが、つまり訪問販売って自分が『本当に必要なモノ』だったら、自分から買いに行かなくてもそれを手に入れられる方法でもあるので、実はものすごく親切丁寧な有難い存在なのかもしれないってことを言いたかったのです。(ネットで買えるものはネットでいいですね。通信関係の手続きをネットでやろうとすると、それこそたらい回しで時間がかなり取られますが…)
お金より大切と思われる時間をどう生み出すか。どんなものでも使い方次第で活かせるし殺せるしといったところでしょうか。
そのためにはやはり事前準備が必要ですね。
訪問販売の営業マンと話を進めているなかで「あ、オレ訪問販売で契約進めているな。これ大丈夫か」と思うやいなや「なんてナイスなタイミングで来てくれたんだ」が勝ってました。ちゃんと練習して打席に立っておけば、ボール球(不要なもの)は見逃せばいいし、絶好球なら思いっきりバットを振ればいいだけです。もしその時私に迷いが生じていたとしたら、素振り不足です。高めのくそボール玉なのに、スピードが出ているから思わず釣られて振ってしまうよくある練習不足です。これこそ、『訪問販売は危ない』と言われてしまう所以とも思えます。要は、受け手側の準備不足。
準備はいつするかというと、『いま』だと思っています。
「時間内にできたものが実力である」と誰かが言っていました。誰かは忘れました。
すごく共感しています。
I'm all set. の状態をキープしていきたいと思います。
訪問販売の営業の皆さん、がんばってください!
#ただの日記
#営業マンからすると面倒くさい客だっただろう (色々質問が細かくて)
#訪問販売には簡単に騙されないでください
#7月の後半あたりに 『訪問販売は絶対避けろ!』の回が出ないことを祈ります