家族と上手くいかないときに(毒親その3)
日本は国の憲法として、宗教の自由を認めており個人の価値観に応じて宗教に入信することができます。
しかし、家族構成などで義理の祖父・祖母が入信している宗教の文化をお婿さんやお嫁さんに押し付けてくるトラブルは多々あるようです。
以下の事例で見てみましょう。
クライエント:お母さん
家族構成:義理の母(入信者)、亭主、娘
悩み:義理の母の宗教文化にお母さんと娘さんが我慢できない
亭主がお母さんと娘さんの気持ちを汲んで一時的な別居などができれば良いですが、協力が得られない場合は難しい問題です。
お母さんと娘さんがその家を一時的に避難する場合にも、生活費や家賃の問題があり、これを解決しないといけなくなります。
お母さんに宗教の文化について議論しても、解決は難しいでしょう。
お母さんは「良い事をしている」という考えで動いているからです。
冷静に状況を分析して、娘さんがかなりの苦痛を受けているのであれば、早々にその家を出るべきと思います。
生活費や家賃の捻出にご亭主が前向きであれば良いですが、協力は無理であればお母さんが捻出することになります。
しかし、娘さんの精神的苦痛を避けるためには、「とにかく家を出る」を念頭に行動すべきです。
もし、娘さんが我慢できるような状況であれば、亭主と早々に解決策を模索すべきと思います。
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