オクラホマ継手付き短下肢装具について
オクラホマ継手付き短下肢装具について
各装具を簡単にまとめていきます。
本日はオクラホマについてです。
オクラホマは最近当院にも入りました。背屈がフリーで底屈は制限の装具です。
背屈フリーで底屈制限ってことはタマラックとかと何が違うのか?ってことを疑問に思うかもしれません。
継手が違います。タマラックでは足部と下腿部を継手だけて接続していますが、オクラホマでは連結している部分が大きいので強度があります。また、タマラックと比べ回旋への強度が強いです。
逆に継手部分が大きいので見た目はゴツくなってしまいます。
メリット
・背屈派フリーなため生理的な歩行に(足関節背屈、股関節伸展)近づける
・SHBタイプなので軽い
・回旋への強度も強い
デメリット
・ゴツい
・背屈フリータイプなので膝折れしやすい
値段はすいません、、、わかりません。おそらくSHBよりも高いと思いますので45000円以上はすると思います。
継手付きの短下肢装具は外での使用で強さを発揮します。階段や坂道では足部の可動性が必要になりますので、、、
しかし、強度の部分で弱さが出ます。オクラホマではそこが強いので安心できます。
どの継手を選択するのか??一度手にとって選択をしたいですね。側方の安定性や回旋が強い症例には選択したいところです。