回復期の装具作製の兆候
今回は日本支援工学理学療法学術集会の抄録集より。
参考文献西本一始ら 回復期リハビリテーション病棟における下肢装具処方の現状と取り組みについて第2回 日本支援工学理学療法学術集会 抄録集より
三年間で346本を作製しています。年間100本を超える作製です。
当院よりかなり多く作製しています。これだけ作製すれは装具に詳しくなるでしょうね。
回復期入院から平均47.8日で作製しています。入院してから1ヶ月半ぐらいです。
平均在院日数は128.3日としているので退院の2ヶ月半前には完成している計算になります。
作製数、作製日数ともに当院より早くて、多いですが、考察ではまだ遅いとしています。
原因としては新人が多く、遅れてしまうことがあるとのこと。
回復期はどこも新人が多く入ってくると思います。
①装具への知識、技術不足
②意識の問題
③システムの構築ができていない
④教育体制、指導方法
当院においても①〜④全てに介入をしていかないと解決は難しいかと思ってます。