蹴り出しの改善。筋腱複合体について4
蹴り出しの改善について。筋腱複合体を詳しく学んでみたいと思います 4。
歩行での筋腱の動きを見ていきます。
MGは内側腓腹筋です。
Tendon lengthは腱の長さ。
Fiber lengthは筋の長さ。
EMGは筋電図です。
立脚中期あたりから内側腓腹筋の収縮が強くなっているのがわかります。
この時の筋は長さが変わっていません。つまりアイソメトリック=等尺性収縮になります。
腱はというと、立脚中期では伸びていっています。
ジャンプの時と同じように、筋ではなく、腱が伸びていくことがわかりましました。
筋は放電しているので、収縮は入っています。でも短縮はしていない。その分、腱がダイナミックに動いているのがわかりました。
これを見ると、腱の伸長性ってすごく大事だと思いませんか?
続く。
参考文献
福永哲夫 Sports medicine 110 特集 筋腱複合体ここまでわかった筋腱のふるまい 2009
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