脳画像と脳卒中の運動機能予後予測

脳画像と脳卒中の運動機能予後予測

https://www.google.co.jp/amp/s/ci.nii.ac.jp/naid/80012307566/amp/ja

脳画像と運動機能は大きく関連しています。

ただし、脳画像をどのように客観的にみるかは課題が残ります。

こちらの論文では脳画像と運動機能の関連を調べています。

脳画像を確認する際は、大きさも重要ですが、どこが損傷しているか?が重要になります。

簡単には、損傷部位が少なくても錐体路の障害では麻痺が重度になり、予後は不良。損傷部位が大きくても錐体路が残存していれば麻痺は軽度どなります。

もちろん、運動機能だけでなく、高次脳機能などの問題も生じますので、錐体路だけで片付けるわけにはいきませんが、、、

錐体路では神経が密集している、放線冠、内包後脚、脳幹(中脳、橋、延髄前方)、視床(後外側の病変で深部関節位置覚脱出のもの)の病変では病巣が小さくても予後不良としています。

画像を確認する際は部位と大きさにまずは着目していければと思います。

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