装具のトリミングラインについてまとめてみた
シューホーンブレース(SHB)など装具を作製するときにかならず決定しておかなけらばならないものにトリミングラインがあります。
トリミングライン とはなんだ?
簡単にいうと装具のウエストのことだと思ってください。
・外顆にかからない
・外顆にかかる
・外顆を覆う
の大きく3パターンを覚えておくといいかと思います。
図のように右に行くにつれ、装具のウエスト(足関節部)が太くなっていきます。
当然ですが、右に行くにつれて制動力が上がります。
ちなみに図の一番左は外顆にかかっていますが、踵をくり抜いているのでウエスト(足関節部)は細くなっています。
ウエストの部分を上から見た図です。
赤色のラインが装具の幅になります。
初めて装具を作製する際にこのトリミングラインに悩む訳ですが、細くしすぎると後から調整できません。
そのため、はじめは少し太めに設定しておいて、装具が完成したら履いてみて制動力が強すぎたら少しずつカットしていく方法がbutterかと思います。
備品の装具もトリミングラインの違う装具をいくつか用意しておいて、どの程度の制動力がいいのか試してから作製するようにしましょう。
興味ある方は下もぞうぞ