装具作製時期と回復の関係
装具作製時期と回復の関係
今回の抄録も装具の作製時期と回復との相関を見ています。
発症から2ヶ月以内に作製した群と2ヶ月以降に作製した群で比較しています。
結果は2ヶ月以内に作製した群がFIMが上がっており、入院日数も少なかった、歩行自立も早かったとしています。
退院ギリギリに作製してしまうこともあって今後はそれも改善していきたいとしています。原因として、経験の不足、経済的理由、急性期との連携不足などが挙げられるのではないかとしています。
KAFO、AFOも含めての結果なので、初台リハビリテーション病院のようにKAFO、AFOでの群分けはしていないのが悔しいところです。
なんにせよ、早期作製群の方が結果が良いことを示している抄録です。
スピードが大切ってことですね。